世界で一番愛おしいあの人踏みしめる落ち葉の音を聞いたあの季節私は確かに幸せでした
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
日が暮れて急に寒くなるとあなたと手をつないで歩いた銀杏並木を思い出す手のぬくもりを感じながら小さな手の指と指の間に絡ませながら歩いた時々あなたは下を向いて恥ずかしそうそんなあなたを愛おしく思った帰り道忘却は美徳である本当にあったことさえも記憶の中から少しずつ消えて行く
人間の永遠の主題生きるとは何か暮らしとは何か一度は誰でも考えたことがあるだろう季節はいつの間にか冬でも今日は暖かい素足にサンダルをひっかけてふらふらとコンビニ買い物がてらそんなことを考えて歩く主題はいつまでたっても禅問答いつの間にか忘れてるのんびりした昼下がりです