【昨日がなければ明日もない([杉村三郎シリーズ])】∥宮部 みゆき/著∥文藝春秋∥2018.11∥・・・★★★★★
私立探偵：杉村三郎の仕事は依頼内容が終わってからが本領発揮。『火車』以来の宮部作品。三編のうち、「絶対零度」と表題作がよかった。特に後者は終わりが近づくにつれて増してゆくスピード感で、...

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【母さんは料理がへたすぎる】∥白石 睦月/著∥ポプラ社∥2020.1∥・・・★★★★☆
どこかヌケている親のほうが子はしっかり育つ。あんまりがんばりすぎなくてもいいんじゃない？と、そっと肩の荷を下ろしてくれる一冊。透、蛍、渉、三つ子の女の子の名前にこだわりを感じた。

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【赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。】∥青柳 碧人/著∥双葉社∥2020.8∥・・・★★★★★
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の昔話が今度は童話コラボで再登場。前者が大好きだったので、期待値MAXで読み始めたところ「シンデレラ」と「マッチ売りの少女」は馴染みがあって楽しめたけど、「...

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【きみの友だち】(新潮文庫 し-43-12)∥重松 清/著∥新潮社∥2008.7∥・・・★★★★★
「一緒にいなくても寂しくない相手のこと。友だちって思う」「いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい」ここで流れてきてほしい曲は、ユーミンの『Hello, my friend』自分の子供時代...

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【とりあえずウミガメのスープを仕込もう。】∥宮下 奈都/著∥扶桑社∥2018.6・・・★★★★★
「ウミガメのスープを仕込もう。」とはどういうことか、百字以内で説明せよ。という問題が高3の模試で登場したと宮下さんご本人のツイートで知り、どんなものかと読んでみるも難しいね～。『塩鮭の注文』の中で息子さ...

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