私は戻ってきたあなたに逢うために
漆黒のマイナス270℃の世界より
光が見えた体が暖かくなってきた
もう少しだ温もりの世界まで
2000年の旅は終わる覚えていますか私を
あなたは子供だった澄んだ瞳で私を見続けていた
長い尾を引いて夜空を照らしてあげよう
もう少しだあなたの世界まで
まだ覚えていますか...
私は戻ってきたあなたに逢うために
漆黒のマイナス270℃の世界より
光が見えた体が暖かくなってきた
もう少しだ温もりの世界まで
2000年の旅は終わる覚えていますか私を
あなたは子供だった澄んだ瞳で私を見続けていた
長い尾を引いて夜空を照らしてあげよう
もう少しだあなたの世界まで
まだ覚えていますか...
淡い墨絵のようになってしまった心に冬の雨が降る
冷たい冷たい雨が降る
いくつもの滲んだ輪取りの中に貴女の姿も滲んでいく
凍える指先で雨粒を撫ぜると透き通った痛さが伝わってくる
北風が強く吹いている追い打ちをかけるように
景色の中に雨が弾け散る想い出と一緒に弾け散る
さらに強くなる雨の中私は傘を閉じ雨...
ごそごそごそごそ庭から音が聞こえますよ~く見ると小さな半透明の何かが動いています
あれは星虫だよおばあさんが言いました
空は降るような満天の星空でしたでもなんで透き通っているんだろう
星の光が足りないのかもしれないねおばあさんが言いました
空を見ました青い星に白い星それと黄色い星・・・
おやおや赤い...
ごそごそごそ何か庭から音が聞こえてきます
あれは月虫の音だよおばあさまが言いました
そっと窓を少し開けてのぞいてみました
よく見ると小さな丸い白い虫がいますごそごそごそごそ
月の光を食べているんだよおばあさまが言いました
よぉく見ると月に向かってぱくぱく口を開けたり閉じたり
それとな月の光で体を洗っ...
ブルーブラック便箋に書いた文字
ブルーブラック想いを載せて
文字を並べた私の感情があなたへと運ばれていく
いつも通りクールな顔をして
コンピューターのように冷静に解析するのだろうか
困った顔をして一句一句を読むのだろうか
それともハッピーな顔をして笑顔で何度も見るのだろうか
ブルーブラック頼んだぞ
...