今年もあと少しで幕を閉じます。色々なことがありましたが、特に別れが多い年だったような気がします。今は一人で音楽を聴きながら、お酒を飲みながら書いてます。上り坂を登ればその先には下り坂、ゆっくりと降り始めてまた平らな道。私たちはどんな道だろうと歩き続ける、自分が終わりにならないかぎり。また来年も私はこ...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
今年もあと少しで幕を閉じます。色々なことがありましたが、特に別れが多い年だったような気がします。今は一人で音楽を聴きながら、お酒を飲みながら書いてます。上り坂を登ればその先には下り坂、ゆっくりと降り始めてまた平らな道。私たちはどんな道だろうと歩き続ける、自分が終わりにならないかぎり。また来年も私はこ...
隅っこに置いてある金魚鉢の中、ポラロイド写真の金魚をぼんやり眺めてはため息。二日前のことを悔やんでいる、あの時どうしてショートキスだったのかって。考えても答えは出なかった。ショートのせいにしても仕方のないことだ。わたしが選んだことなんだ、彼と唇を交わすことさえ。もう何も言うことが無くなっちゃった、も...
午前8時にいつものところでね、短いいつものメッセージ。キャラメル色の細くて長い溶けそうな髪、白い頬や桃色の唇。髪から漂ういい匂いは、シャンプーの匂いなの ? 。魅力的な年上の女性、やっぱりチョツト覗いてみたいあなたの生活。あれこれ想像はしてみたりする、あなたの寝起きの表情を。今まで贈ったことのない花...
その写真を写したときから時間は流れた。写真の男の子は、大人になった。写真の中の眠っている顔には、今現在の私につながりが見える。よく見ると写真の顔にはキズバンがみえる、今の顔にもその時のキズがうっすらと残っている。写真の中の家族は、もう誰もいない。言葉を交わすこともできないし。何をしてもらうこともない...