クルクル回ってハイウェイの線の上、クスクス笑って地下鉄のドアの中。言いたいことがあるのなら言ってごらん、笑いころげて抱きしめるまで。知りたいことがあるのなら知りつくすまで、悲しいことなら焼きつくすまで、甘い言葉から逃げよう。そんなにいいことがころがっているはずないさ、ウソみたいな恋から逃げて、もっと...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
クルクル回ってハイウェイの線の上、クスクス笑って地下鉄のドアの中。言いたいことがあるのなら言ってごらん、笑いころげて抱きしめるまで。知りたいことがあるのなら知りつくすまで、悲しいことなら焼きつくすまで、甘い言葉から逃げよう。そんなにいいことがころがっているはずないさ、ウソみたいな恋から逃げて、もっと...
今日もとても暑い、こんな日はどこかの高原で影でも捕まえたい。捕まえられないもの、神秘な光に満ちている。ある日の思い出は、高原での影追いかもしれない。こわいほどのなにかに背中を押されて走った、風の声に妖精の歌さえも聞こえたあの頃。ザクザクと草原を歩き、悪友と月が出るまで色々な話をした。月がのぼり周りに...
ホウレンソウのお浸しをつくる。魚を焼き、漬物を切る。豆腐にのせるショウガをするつもりが、食べてしまった。冷蔵庫の中にミョウガを発見、それをのせることに。ミョウガと言えば祖母が作る味噌汁の中にごろっと入ってた、幼い私はそれが嫌いでいつも残してた。味覚とは変わるもので、今では自分で作る味噌汁の中に時々ご...
のんきな笑いのさざ波の中、淋しげなあなたの、取り残されたかたい横顔。こんなことでは笑えない。そんなことでは笑えないよね。私はそんなあなたを見て、自分を嫌わずにすんでいるんだょ。 こういうものから、私は力をもらう。