Nicotto Town


ごま塩ニシン


夜霧の巷(9)

 菅原慎一郎は夕方の五時頃、伯母の家に戻った。陽が沈まない内に帰宅するのは珍しいことであった。彼は大学生の古宮雄太からのメールを待っていた。ユーチューブにアップしなかった未公開画像を詳細に検討するために3万円で買ったのであった。この理由は、理屈よりもルポライターとして何か掴み出せないかという焦りに似...

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脳活日誌1077号

   寒さで寝付かれず。
 昨日の夜は寒かった。寝つきはいいのですが、夜中の2時ごろに目覚める。これからが大変。寝付かれない。何だか、寒い。体が温まらない。電気こたつ出す。さらに靴下を履いた。すると、寝られた。電気毛布はしまったから、今さら出せない。あと少しの辛抱だろうが、この時期の寒さはこたえる。...

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脳活日誌1076号

   筍を買いそこねた。 散歩に出て、駅にあるショップで筍が出ているので、帰る時に買おうと思い、ぐるっと回って、戻ってくると、あれれ?。タケノコがなくなっていた。夕方だから帰宅する人も多かったので、買っていかれたようだ。残念。筍の天ぷらか、ワカタケを考えていたのに食べ損ねちゃった。まあ、これから筍は...

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夜霧の巷(8)

 アルバイトの女性がレジイーで大きな声を出したものだから、店長の由梨花はカウンターから顔を上げた。「一人で座っていた男の人が、急に駆け出していったから。」「ああ。慎一郎さんね。ほっといたら、いいよ。」「店長のお知合いですか。」 興味ありそうに聞き返した。「まあね。」 こう返事をすると、由梨花は堪え切...

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脳活日誌1075号

   朝から久しぶりの雨。
 庭は雨に濡れて、しっとりしている。植物も雨を待っていたのだろう。何日ぶりの雨だろうか。やっぱり、自然というもの、冷たく感じる時はあるが、生き物に糧を振りまいてくれるものなのだろう。厳しく。鍛えられていくものかもしれない。山あり谷ありで、今日もくれる。喜怒哀楽、幾年月とい...

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