Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌1038号

   体力が回復してきた。
 一時、寒かった時に胃腸をこわして、調子を崩していたが、やっと回復してきた。寒い時に胃腸の調子が悪くなるのは、寒さが一層応える。やっぱり、寒い時はかす汁がおいしいです。スープもありがたい。食欲が減退すると、汁物が恋しくなる。体も温まるので、トン汁とかシチューがいい。ポトフ...

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おすがり地蔵尊秘話(3)

「もうね。あなたには愛想がつきたわ。しばらくの間、優子の家に行って相談してきます、食事なんかも勝手にしてください。何かと言えば、小説、小説といって何年暮らしてきたのですか。いい加減にしてほしいわ。まとまりもしない文章を書いては紙屑を作って。おまけに私が殺されでもしたら、こんな不幸ってないでしょう。も...

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おすがり地蔵尊秘話(2)

 散歩から帰ってくると、キッチンにいた妻の秀子が来てくれと言う。私は2階の書斎へ階段を上がりかけていたが、振り返って妻の顔を見た。表情がいつもと違って険しい雰囲気である。だいたい、私のことを軽く見下しているから、表情が曇り空であっても、普段のことだから特に驚くことはない。
「何か。」
 私は気楽な気...

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脳活日誌1037号

   今年はゴミ当番でない。
 当番でないというだけで気分が楽である。やっぱり、束縛されていたのである。2年後には当番が回ってくるから、解放は永遠ではない。今月に町の総会があるから、何か提案があるかもしれない。カラス除けのゴミケースを買うかどうかである。繰り越し予算が余っているから、結論さえ出れば、...

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おすがり地蔵尊秘話(1)

 私は推理小説を書きたいと思った。推理小説というのは、結局のところ人をどのように殺すのか、その殺害方法と犯人の探索がテーマになると考えるが、凶器とか暴力によって人を殺害するという凶悪なことは、自分の性格からして、とうてい容認できない。そんな怖いことはできない。それでは、どうすればいいのだろうか。毒殺...

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