今でも両親の部屋はそのままにしてある、部屋がたくさんあるからだけど。たまに入ってはおきみやげを見つける。父はよくわからないことを口走っていた、大工になるとか詩人になるとかその他いろいろと。いつも夢みたいな話を聞かせてくれた。だからこの部屋にはなれなかったけど、その夢のおきみやげだけはたくさんある。中...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
今でも両親の部屋はそのままにしてある、部屋がたくさんあるからだけど。たまに入ってはおきみやげを見つける。父はよくわからないことを口走っていた、大工になるとか詩人になるとかその他いろいろと。いつも夢みたいな話を聞かせてくれた。だからこの部屋にはなれなかったけど、その夢のおきみやげだけはたくさんある。中...
今でも両親の部屋はそのままにしてある、部屋がたくさんあるからだけど。たまに入ってはおきみやげを見つける。父はよくわからないことを口走っていた、大工になるとか詩人になるとかその他いろいろと。いつも夢みたいな話を聞かせてくれた。だからこの部屋にはなれなかったけど、その夢のおきみやげだけはたくさんある。中...
庭先の椿の枝に小さな餌皿をつるした。都会にも野鳥はやって来る、特に冬場となると食料が少ないからかも知れない。残り物のハチミツとナッツとバターを固めたキャラメル、ついつい自分で食べてしまい少なくなってしまった。野鳥にはチョットした思い出がある。幼い頃に祖父の裏庭に大きな樫の木があった。夏も終わりの夕暮...
我が家では節分の日に必ずタイ焼きを食べる、皮がパリッとしてあんこがしっぽまで入っているものがお気に入りだ。当時のタイ焼きは焼く時にはみ出した生地が、ひれのようにくっついてしっぽまであんが入ってなかった。昔はそれなりに美味しいと感じたが、今の進化したタイ焼きには驚かされる。一時は米粉タイ焼きなるものに...