私はね、あなたに出会って楽しいょ。だって、こんなに気が合うんだもん。あなたの話すことは、なんでも面白い。だから、あなたのことを隅から隅まで知りたい。どうか、私のことも少しは知ってね。
これからもよろしく。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
私はね、あなたに出会って楽しいょ。だって、こんなに気が合うんだもん。あなたの話すことは、なんでも面白い。だから、あなたのことを隅から隅まで知りたい。どうか、私のことも少しは知ってね。
これからもよろしく。
あなたの体は秋の風、突き刺さるようにプールのコートへ。
あなたの言葉はスマッシュボール、突き刺さるように私のコートへ。
人生というものは不条理に耐えることだと、いつの頃からか思ってた私。かなりの天邪鬼である。苦労の成果はいつも、遅れて実る果実。ややもすると大人びて、遅ればせながらひとり滂沱の涙を流して退場だ。何と言っていいのかわからない、だけど何かを伝えたい時。がんばってねと、人は言う。たぶん私も言うだろう、もっとぴ...
もう二度と会えないんだ、これが最後なんだと。そう思いながら私は人と会ったりしゃべったり、次に会う約束をしたりしている。そうすると、このくだらない冗談も甘やかで悲しい記憶になる。目の前が急にせつない色に染まる。