レイチェル・アラヴァスタ~ベッドの上で~
- カテゴリ: 自作小説
- 2016/07/27 23:56:50
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中にあるベッドの中で私は目を覚ました。
誰もいない。
ロウソクが1本ゆらゆらと揺れている。
それ以外は分からない。
私には名前すら無い。
世界に捨てられた・・・。
いや、本当にそうだろうか。
私は被害者を演じているだけなのではないのだろうか。
私の人生を決めるのは私。...
グイ・ネクストのつぶやきなどを日記でつづっております。
あと詩をつぶやいたりします
感謝の言葉を発信していきます
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中にあるベッドの中で私は目を覚ました。
誰もいない。
ロウソクが1本ゆらゆらと揺れている。
それ以外は分からない。
私には名前すら無い。
世界に捨てられた・・・。
いや、本当にそうだろうか。
私は被害者を演じているだけなのではないのだろうか。
私の人生を決めるのは私。...
次はあなたの番。
あなたは出来ました。
出来ました。
出来ました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
感謝します。
感謝します。
感謝します。
嫉妬の強い方、おススメです。
ボクは嫉妬が強いので毎回唱えています。
一緒に暮らしていた仲間が冷たくなっていた。
人生という名の雨はどれだけ歩けば晴れるのだろう。
その上、天気まで土砂降りだ。
もう何もする気力が湧かない。
それでも死んだ仲間が。
今まで私を生かしてくれるために死んでいった仲間たちが。
まだ私に歩けと言う。
気づくと教会の前に来ていた。そこはサンタ・マ...
頭が冴えて眠れない。
満月は昨日。
と言っても1時間前。
命を救ってくれた満月。
19歳の夜。
雨を止ませてくれたのか。
ボクの前に現れた満月。
自殺を止めてくれた満月。
今は生きたいと願う。
自分の望む死を迎えるその日まで。
29歳、被害者だったボクは
名誉を求めていた。
名誉とお金を
だが。
どちらも手に入る事はなかった。
ボクはただ被害者をやめればよかったのだ。
そう昔の自分に言ってやりたい。
だが。
そんな昔の自分がいたからこそ
ボクは被害者をやめたい。もう嫌だ。
って思えたのだ。
だから過去の自分よ、ありがとう...
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