私はあなたの、そういうところが好きなんだけど。あなたのそういうところを好きになる人は、もしかすると一生のうちで私しかいないかも知れない。だから、それだけの理由からでも、私を大事にしてくれてもいいと思う。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
私はあなたの、そういうところが好きなんだけど。あなたのそういうところを好きになる人は、もしかすると一生のうちで私しかいないかも知れない。だから、それだけの理由からでも、私を大事にしてくれてもいいと思う。
流れ星にに包まれてシルバーの車が突っ走る。車は音もなくすごいスピードで、ブラックホールをぬける。ここは銀河流星群の星の上、その中のひとつを車は走る。恋人が彼女の髪に触れる、何か甘い言葉のクズが飛んでいった。愛、という時。人は何を思い浮かべるだろう。節度ある態度、星屑へと逃げ込む前の。恋して私たちは選...
日中は思ったよりも暖かくて、ずっと遊んでいたので夕方にはくたびれた。帰りに写真集を買ってきた、それとドーナツも。憧れながら独り言を言いながら、ドーナツを食べながらページをめくる。夕食の時間はもうすぐだったが、部屋は薄暗くなり窓には夕焼けの紅が色濃く映る。ひざであごをささえてみた黄昏時。