ものにはどうして名前がついているのだろうか? 、
他と違うようについていると便利だから、だそうな。
「あの人はなんていう人?」と聞かれたら、
「大きな木の下に住んでいる家の人さ」と、
お伽話のような答え方をしていられなくなったときから、
人間には名前が必要だったそうな。
モチロン人間だけでなく物にも...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
ものにはどうして名前がついているのだろうか? 、
他と違うようについていると便利だから、だそうな。
「あの人はなんていう人?」と聞かれたら、
「大きな木の下に住んでいる家の人さ」と、
お伽話のような答え方をしていられなくなったときから、
人間には名前が必要だったそうな。
モチロン人間だけでなく物にも...
好きな人から好かれる、
というのは、
もう私たちの手の及ばぬところの問題じゃないかと思う。
好きになった理由は、
その人がきれいだとか、
その人がかわいいとか、
その人がかっこいいとか、
その人がやさしいとか、
その人があたまいいとか、
そんなものじゃないから、
けっして、
言葉で人に説明できないよ...
円の中心から、
円をまたがないで、
外に出られるかな? 。
どうして出なければならないのか、
誰がその円を描いたのか、
外に出ることを誰が認めてくれるのか、
という問いに答えられる者は、
出られるだろう。
人は
相手の自分に似ているところ 好きなところを
選択的に見て近づき
似てないところ 嫌いなところを
選択的に見て 離れていく
どちらの時も相手は同じだったのに
好きになるために自分をだまし
嫌いになるために自分をだましている
恋をしないように努めることもできるし
恋をするように自分をしむけ...
まだ銀座に路面電車が走っていた頃、
軌道には石英の光る花崗岩を甃きつめてあった。
窓の外を眺めると西欧風の棟飾りや破風、
アカンサスという植物を様式化した柱頭が並んでる。
それら石構造の建物は子供の目に途方もなく大きく見えた。
京橋から日本橋へ向かう辺りの、
整然とビルディングが立ち並ぶ風景がとても...