Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

古い日記から、ピロスマニ 1

2008年1月26日
 1月25日の新日曜美術館は、ピロスマニだった。「絵筆とワイン、そして自由 グルジアの愛した画家ピロスマニ」。
 ニコ・ピロスマニ(一八六二─一九一八年)はグルジア東部の農村出身で、八歳で首都トビリシに出た後、独学で絵を始める。放浪しながら一杯のワインや絵具代とひきかえに看板や...

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ゆめうつつ

やっとやすみだ。
きょうは朝、しごとしてきたけれど。
つかれた。
風邪ぎみ。
風邪薬のせいか、さっきから
なかば夢をみているようだ。
起きているのに、夢うつつ…。
とりとめのない夢想、つじつまのあわない
言葉たち、会話、
うかんではきえる、瑣末な映像。
こうした雰囲気はわりとここちよか...

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ウイリアム・モリスの布~

この前、ウイリアム・モリスの展覧会、いってきたから
モリスのグッズ買いたいなあ。
展覧会会場で、「ミセス」という雑誌が売ってた。
ふろくが、モリスの布だったから。
1575円だったかな。
雑誌自体にまったく興味がないから
かわなかったんだけど、
あの布だけはほしかった。
ヤフオクみたら、
けっこうし...

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流れる川に蔓が流れる ウイリアム・モリス展 2

(前回から続き)

 そうして壁紙やファブリックなどの布製品、草花たちのおりなす模様たちを見ていたら、酒井抱一とか、鈴木其一、北斎の花をふっと連想したりする。似ているわけではないのだが、たとえばこの時期以前に西洋にありがちな植物標本のような花、死んでいるというよりも生きていない花ではなく、そこにある...

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