Story - 1 / 2
かろうじで座れた座席に滑り込み、文庫本を読みながら揺られること一時間弱。電車から降りると、溢れかえる人ごみのなかで登るべき階段を見失いそうになる。人ごみは嫌いだ。誰だって同じだろうけど。
*
午前7時52分。なんとか抜け出せた人ごみを魚のようにすり抜けて、自動改札...
未来日記所有者14thの日記。
その日の出来事が「全て」小説のように綴られている。
しかし一日一回しか未来が更新されないので、大まかな事しか解らず精密さに欠けイレギュラーに弱い。
Story - 1 / 2
かろうじで座れた座席に滑り込み、文庫本を読みながら揺られること一時間弱。電車から降りると、溢れかえる人ごみのなかで登るべき階段を見失いそうになる。人ごみは嫌いだ。誰だって同じだろうけど。
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午前7時52分。なんとか抜け出せた人ごみを魚のようにすり抜けて、自動改札...
Story - 1 / 1
――夢から覚める感覚が好きだった。直前まで見ていたはずの滑稽な深層心理の残像の繋ぎ合わせは、ぼんやりと思考を始めるだけで跡形も無く消えてしまう。中には覚えているものもあったけれど、やはり時がたてば薄れ消えてしまうものだ。
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午後17時23分。電車からホームに降り立つ...
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和気藹々と、楽しく笑えあえるなら。その裏で、誰が何をしていようと誰も咎めはしないだろう。なぜなら責めてはいけないからだ。ふと、弱みを晒された時にしか。
楽しすぎる日常ほど、楽しすぎ...
-幕間-
きっと、君に届くと信じて。
あの、どうしようもないほどに救いようも無く馬鹿で愚かだった僕を、許して欲しくなんかなくて、僕は君に、祈り続ける。
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祝!コラボ企画です!
http://blog-imgs-45.fc2.com/n/a/g/nagomura27/sa-ya....
メンバー募集中!
「寂しいって言ったら傍に居てくれる?」
「私に黙って勝手に行かないでって言ったじゃない!」
――ねえ、友達ってだれ?
出逢ったのはいつだっけ気がついたら傍に居た、 お互いが好きなのか嫌いなのかもわからないで僕等はどうして離れられない?
ただの人間でただの高...