毎日いっとき、
ぼくは宙に浮かび壁を通り抜け姿を消す。
毎日いっとき、
ぼくは上品な口調に洒落た風貌で各国の言葉に精通した富豪になる。
毎日いっとき、
ぼくは才能にあふれ感動的な作品を作り出し青春の美しさまで取り戻す。
毎日いっとき、
ぼくは目覚め窓に向かって沈黙する。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
毎日いっとき、
ぼくは宙に浮かび壁を通り抜け姿を消す。
毎日いっとき、
ぼくは上品な口調に洒落た風貌で各国の言葉に精通した富豪になる。
毎日いっとき、
ぼくは才能にあふれ感動的な作品を作り出し青春の美しさまで取り戻す。
毎日いっとき、
ぼくは目覚め窓に向かって沈黙する。
植物のある暮らしには潤いがある。
ちょっとした小さな花が一輪あるだけで、
部屋の雰囲気は変わるものだ。
最近では壁を利用した一輪挿しの種類が増えている、
絵を飾るかのように気軽に楽しめる。
そんな数ある中で、面白い物を物色してきた。
チョツトお高いけど、フラス/POOL。
植物を寝かせるように生ける...
またまたおみやげをいただいた、
それもチョツト変わった。
スペインのおもしろい響きの名を持つお菓子である、
ポロポロン複数形ではポルポロネス。
見た目には世間一般にいうクッキーより少し大きく厚めぐらいの感じだが、
その内容は他とはまったく異なる趣きを持つ。
ひとたび口にするや、
「なな・・なんだ・こ...
いくつもの人波の中
君の姿を僕は探している
いるはずの無い人波の中を
僕は君だけを探している
いつまで続くのだろう
心が呟く
愛しても愛しても
君には届かない
この切ない気持ちを
僕はいつまで君を
探し続けるのだろう
「これって・・・・本物 ? 」
はじめて行ったレストランの中にある、
大きな植木を見ながら友達が言う。
見ただけでは区別がつかないほど精巧に出来ている、
触って見るとさすがに葉の裏側に細い針金が隠れている。
実によく出来ている、
ほとんど見分けがつかない。
テーブルの上で咲いているバラに手を伸ばす、...