Nicotto Town


晴明伝説・民間信仰・音楽・漫画アニメ


自分の好きを表現し、具現化するところ

一  平家、急潮に滅ぶ (その三)

○みもすそ川(みもすそ川町)

御裳川碑
去此地東七丁餘有一小渓流之入海者御裳川是也川者安徳帝崩御之遺跡而滄桑之變■也歸湮滅我等憂之將建碑傅之于後(一部削除)因移建于■亦以鹿幾乎表一■之徴哀哉 康文書[右側面]
壇之浦   東七丁 伊崎王城山 西一里
平家一杯水 東九丁 柳浦内裏  南二里[左側面]...

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一  平家、急潮に滅ぶ (その二)

○清盛塚(彦島江ノ浦町)
清盛塚
寿永三年(一一八三(ママ))中納言平知盛は亡き父清盛の遺骨を携えてこの彦島に入り平家最後の砦、根緒城の築城に取りかかり砦と定めたこの丘陵の小高い場所に納骨して墓碑を建立した。
 翌年四年三月二十四日壇之浦の合戦に出陣したが、再興の夢ははかなくも渦潮の中に消え失せた。...

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一 平家、急潮に滅ぶ (その一)

 平安時代後期、都に端を発した平家と源氏の戦いは西へ西へと伸び、寿永三年(一一八四)秋には平知盛が長門国引島(下関市彦島)に城を築き、源氏を迎え撃つことになった。翌寿永四年(文治元年)三月二十四日、平宗盛率いる平家軍船団は彦島から早鞆の瀬戸を上がり、源義経の水軍は下関市長府の豊浦(とよら)から船出、...

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平家哀史名所図会プロローグ

先帝二位殿入海給事
 二位殿はこれを聞こし召し、鈍色乃二衣に袴のそば取りて挟み、
八歳にならせ給ふ先帝を抱き奉り、我身に二所結い付け奉る、
宝剣をば腰に差し、神璽をば脇に挟みて出給ひければ、
先帝、「是は、いづくへぞ」と仰せありければ、
「弥陀乃浄土へぞ、我君」とて、波乃下にしづみ給ふとて

  今...

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comitia 100

5月5日(土)、東京ビッグサイトにて行われます
comitia 100に参加します。

配置 す-07a 「闇のかぎしっぽ屋」

新刊は『赤間ヶ関平家哀史名所圖會』
私が住んでいる下関の、平家史跡、伝説をご紹介。  5月5日(土)、東京ビッグサイトにて行われます
comitia 100に参...

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