Nicotto Town


おうむたんの毒舌日記とぼうぼうのぼやき


しばらく、おうむたんが 毒舌はく日記になります(^^;。飼い主に責任はとれませぬこと、ご了承ください

呪縛の家 その16 加奈子21才(1)

その日も雷と豪雨だった。何かが変わるときは必ず雷と激しい雨になるー加奈子は小さくため息をついた。
前日、姉の口から出た言葉に加奈子はショックを受けていた。
「お付き合いしている人がいるの。結婚しようと思っているから、明日、加奈子に会わせたいんだ」
「結婚?結婚って、それって…お姉ちゃん...

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呪縛の家 その15

浩介を送り出した舞子は
「ごめんね、浩介。家が待ってくれないみたいです」
書置きすると、テーブルにそっと置いた。

野球帽をかぶりそのうえからきのうパーカーのフードをかぶってペンキのついた顔を隠した。千円札数枚財布から抜き取ってジーンズのポケットにねじこむと、財布もテーブルに置いた。ここに帰って来た...

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呪縛の家 その14

「そこまで言うなら、とめない」
あきらめたように浩介はソファーに腰をおろした。
「でも、行くのはあさって以降だ」
「今日と明日は、「家」ですごしてしっかる休養すること、いいね?」
完全に主導権を握られている、このまま浩介に身をゆだねることができれば、どんなに幸せだろう…舞子はうなずいた...

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呪縛の家 その13

「じゃあ、私帰るね」
一通り掃除がすみ、テーブルに飲み終わったコーヒーカップを置くと舞子は立ち上がった。
「馬鹿か、お前」
浩介が舞子の手首をつかむ。
「この状態で、あの「家」にひとりで行く意味がわからない」
「じゃあ、浩介も行く?」
「え?」
一瞬たじろいだ浩介を見計らったように舞子は彼が掴んだ手...

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今日はお話おやすみです。

なんか、お話から離れると、ノビノビとした
気分です^^;





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