Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

田んぼの水面に映った空

水を張っていた公園内の田んぼ、今週になってようやく苗がうえられた。まだよわよわしい。池にうわった水草のよう。水面には空や木が映っている。わたしはこうした像がすきだった。水にうつった月とか。それは実像ではないから実在しないものなのだろうか。いや、こうして見えているのだから、それでも現実なのだ。書物の世...

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メガネ付…

買ってよかったもの。
金環日食観測ノート(日食観測メガネ付)。
2012年5月21日、一回のために…と買う迄
しばらく悩んでいたのです。
つぎの日食まで、当分出番ないだろうし、
金環日食にいたっては、たしか300年後だし。
でも、これがないと日食みるときに、
目を痛めてしまうというので...

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コウモリ

夕方というより、夜、岸辺で蝙蝠が飛ぶのをみる。蝙蝠をみるとなぜか心がさわぐ。夜のなかで飛ぶ生き物だからかもしれない。鳥でも獣でもない…、イソップだったかの寓話を思い出す。どちらでもありどちらでもないものとして、嫌われてしまう。いや、嫌われるようなことを蝙蝠がした、というのが物語の筋だっ...

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重なることで似る

今朝はよく晴れている。明け方、外に出てみた。朝なのに夕景のようだ。日食のときの暗さとは違うが、まだ暗さがのこっている。暗さと明るさが混ざっている。朝と夕方がまじっているように。それはどちらも昼と夜がかさなりあっているからだ。月と太陽がかさなるように。重なり合うことで私たちが似ることがあるように。

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金環日食 その2

5月21日の朝の金環日食は無事みれた。
 そういえば、ずいぶん昔に日食をみたような気がしてならなかった。あたりが暗くなって、太陽がかけて…。調べてみたが、小さい頃までさかのぼっても、東京近辺でみれる日食の記録はない。空の暗さはたとえば、台風の時の空の記憶だったのかもしれない。雨雲が出て...

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