2012.4.6.器
- カテゴリ: 人生
- 2012/04/07 07:55:33
思いがけない
出来事が
平時の心を
ゆるがせる
顔色変えず
落ち着いて
何とかするよと
言える人
とっさにこぼれる
一言に
その人となりが
現れる
たとえ動揺
していても
一緒に走る
仲間のために
安心できる
相手でありたい
思いがけない
出来事が
平時の心を
ゆるがせる
顔色変えず
落ち着いて
何とかするよと
言える人
とっさにこぼれる
一言に
その人となりが
現れる
たとえ動揺
していても
一緒に走る
仲間のために
安心できる
相手でありたい
ごくろうさんやったね
思いがけない一言は
いつもの帰り道で
日中の疲れが解ける
ご近所の方の挨拶
お互いのことは
それ程知らないけれど
暮らしの中に
重なる時間
ほっと一息ついて
澄んだ夜空を見上げる
名残の様に
さやさやと
優しく雨が
舞っている
昨日の風は
嘘のよう
空気が澄んで
音は静かで
行く道々に
うずたかく
小枝が募って
語ってる
濡れた大地に刻まれた
過ぎた嵐の爪あとは
その激しさを物語る
静かな姿で鎮座する
拾い集めた
その...
雨ががさがさ打ち付けて
大きな窓をがたがた揺らす
空の色が変わるほど
風に乗って激しく降れば
僅かに空いた隙間から
水がじわじわ入ってく
タオルを持って駆け回り
窓辺のものを片付ける
人手を集めて手間かけて
すっかり辺りを見回れば
いつしか雨は去って行き
名残の風が香...
初顔合わせ
入園式の準備
時は瞬く間に過ぎて
いつの間にか迎える夕暮れ
日が落ちる時間は
風が冷たく舞ったけれど
今夜の風は
どこか柔らかい
固く結んだ蕾を解き
桜が花を見せている
道の端にはタンポポが
黄色い花を付けている
朝に出会った風景が
そっと頭を過...