Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

名前を知ると関係が生れる

見たことのない鳥。雀位の大きさ。後で野鳥図鑑で調べる、多分カワラヒワ。植物よりも鳥の方が名前を調べやすい。身近であっても植物は園芸種も入れると数がずっと多いが、鳥は限られている。最近迄、鳥といえば雀と烏と鳩と鴨位しか知らなかった。名前を知ると世界が少しだけ拡がる。関係が生まれるから? ともかく名前を...

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花筏

今年の桜…。葉桜のなりかけを脱皮だと見た時、よそよそしいと思ったのか。翌日川面に舞う花びら、地面に踏まれ、雨にぬれ、泥をかぶったそれの満開を見て気づいた。桜は舞うことで別れを告げてくれた。交代するように紫陽花の新芽たち。

川面に浮かぶ花びらたち、花筏。写真をとった。幻影のなか現実がま...

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そして桜は

 4月13日。この日は、駅のほうまでゆく用があったから、また桜並木のある仙川を通ろうと思えば通れた。だけれど、前日に桜ともう別れをかわしてしまったように感じがして、気のりがしなかった。仙川沿いの道は、遠回りであったり、どぶ臭いこともあり、実は桜の時期しか通らないのだ。
 すぐ近くの野川沿い...

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幼馴染のようなジャムパン

これはパンに限らないけれど、
子供の頃に食べて、好きだったもの、あるいはよく食べていたものを、
大人になって、好きというか、つい買ってしまう、ということがよくある。
なんというか、過去をしっている親しい友人みたいに、
そばにいて欲しくなるというか、そんな感情もあるのかもしれない。
奇妙な安心感、ぬく...

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脱皮した桜

仙川沿いの桜。花散らしの雨の時はまだ桜は迫ってくれた。
晴れの翌日。今日も迫ってくれるだろう…。
だが桜はもう次の季節への脱皮を図ってしまったみたいだ。
何かが違う。思ったとおりではいつもない。
写真を少しだけ撮って帰る。夜中にようやく開いた。
その中ではまだ満開、脱皮前に見えることに...

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