2011.6.24.告げる音、告げる光
- カテゴリ: 日記
- 2011/06/25 20:01:34
不思議と物音のしない
静かな夜
窓の外が
思いがけず光る
聞こえてくる
空の轟きは
近づいたり離れたり
それからおもむろに
恵みの雨を落とす
待ち構えていたように
鳴き始める蛙たち
季節の
変わり目が告げられる
不思議と物音のしない
静かな夜
窓の外が
思いがけず光る
聞こえてくる
空の轟きは
近づいたり離れたり
それからおもむろに
恵みの雨を落とす
待ち構えていたように
鳴き始める蛙たち
季節の
変わり目が告げられる
何が起こるか分かってる
見える結果を求めるけれど
新鮮な空気を運ぶのは
思いも寄らない行動だ
出会ったものに向き合って
知恵を出し合い考える
自分で選んだ遊びこそ
想像の種を孕んでる
最短距離を考える
大人の立てる計画は
白か黒かと問い続け
選ぶ余地さえ少なくて...
強い日差しの
真昼の道を
地図を片手に
てくてく歩く
名前も知らない
初めての道で
陽射しに火照り
疲れを覚える
ふと
道の脇に
花を見つける
小さな花は
風に揺られて
揺らした風は
雲を運んで
ひと時の涼しさを
心地よく届けた
心が
...
空を揺らす音で
夜中に目を覚ました
雷鳴を轟かせる来訪者は
去り際に雨を残した
明け方を
霧雨と共に迎え
いつの間にか
空は晴れ渡る
強い日差しの
夏の始まり
早朝の
バス停に立つ
雨が
柔らかに降っている
霧雨と言うのだろうか
傘に当たる水の
遠慮がちな音が
サアアアアア…
雨の柔らかさを
そっと伝える
辺り一面が
静けさに包まれる