ナキウサとたぶん愉快な仲間達。その1
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/04/11 23:33:56
~冬眠中…ふと目が覚めて巣穴の中から外の様子を伺ってみた…。 そこには、狩りをする”ユキヒョウ”の姿が… 白い雪に覆われ、岩陰で気配を消して獲物に近づく… その、無の表情で狩りをする様...
~冬眠中…ふと目が覚めて巣穴の中から外の様子を伺ってみた…。 そこには、狩りをする”ユキヒョウ”の姿が… 白い雪に覆われ、岩陰で気配を消して獲物に近づく… その、無の表情で狩りをする様...
あれから数日が経ち…。 私は…まだ、あの算数の問題が解らなくて…。いつもなら、そのまま迷宮入りとなるとこだが… どうしても、理解したくなり…思い切って職員室の先生を訪ねてみた…。 「先生…。」 「おぉ、...
そして‥算数の授業が始まり…。 黒板に先生が問題を書いた‥。「さぁこの問題、出来る人っ!」 生徒が何人か手を上げている。 先生が、指を指したその先には、このクラスで常にトップの座にいる少年だった。 その少年は、頭が良いだけではなく、皆からも好かれていて好感度も抜群だ。 ボクも彼の事は好...
一時間目の国語は私の苦手な漢字のテストだ。 先生は、何かの本を読んでいる。全然、解らない私には長い無駄な時間が過ぎてゆくだけ…時計が止まって いる様にも感じる。時間と言う物は時として長く感じられたり短かったりする。 それは、自分自身と宇宙とが繋がっていて自分だけが感じられる時間の感覚が...
校庭の桜木(1) いつもの様に、私はランドセルを背負って登校した。 春の気配も、ちらほらと感じられる様にはなっていたが 今日は、非常に寒い朝だった…。足元の水たまりは凍ってた。 その凍っている水たまりを足で強く踏んづけてみた。 割れない…。かなり分厚い氷の様...