2011.3.15.帽子
- カテゴリ: 日記
- 2011/03/16 01:11:35
覚えているだろうか?
野原の向こうに見える
電車を見送ったときのこと
小さな駅の構内で
初めての電車を待ったこと
交替のために降りた
その運転士さんは
シャッターを切ろうとした私の前で
そっと帽子を被せてくれた
初めての電車に乗った
遠足の子ども達は
今日のこの...
覚えているだろうか?
野原の向こうに見える
電車を見送ったときのこと
小さな駅の構内で
初めての電車を待ったこと
交替のために降りた
その運転士さんは
シャッターを切ろうとした私の前で
そっと帽子を被せてくれた
初めての電車に乗った
遠足の子ども達は
今日のこの...
日中の風が
春を運んできても
夕方の風はどこか冷たく
夜の降りてきた街の足取りが
どこか重たい
それでも
ふと空を見上げれば
いつもと変わらない
穏やかな風景
ささやかな願いを向けて
明日のことを思う
午後4時40分。
羽の色が変わったばかりの
小さな鶯が
枝の間を跳ね回っています。
日の入りがゆっくりになり
暖かい時間が延びたからでしょうか
風の香りも柔らかになったようです。
仕事を終えて外に出ると
雲ひとつない空に
星が瞬いています。
少しだけ
心が休ま...
被災地での余震が続いています。
深夜まで行なわれた冷却作業に
心が痛むばかりです。
救援・救助が進むことを祈ります。
眺めているのが好きだ。
水の流れる音と
そよぐ風と
ゆっくりと過ぎていく時間。
泳いでいる
コイの背びれ
佇んでいる
アオサギの瞳
枝の間を跳ね回る
鶯の羽ばたき
閉じられた柵の中ではない
自由な空間の中で
命は
輝きを増すのだろうか。