フェアリング・サーガ<2.1>
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/11/22 23:50:51
<from 2.0>
何も見えない。広がるのは闇ばかりだ。
おそらく視覚情報設定のないない電脳なのだろう。
彼は、ポケットからマッチ箱を取り出し、それ一本擦って、投げ捨てた。マッチが落下した地点から、炎が、光が、まるで燃え広がるというよりは、円形に拡散しながら世界が色づくように広がり、世界に光をもた...
萌創記<×妄想記>(笑)
できる限り日々の出来事をtwittしていきたいと思います。
<from 2.0>
何も見えない。広がるのは闇ばかりだ。
おそらく視覚情報設定のないない電脳なのだろう。
彼は、ポケットからマッチ箱を取り出し、それ一本擦って、投げ捨てた。マッチが落下した地点から、炎が、光が、まるで燃え広がるというよりは、円形に拡散しながら世界が色づくように広がり、世界に光をもた...
昨日収穫した柿。
かなり量があったので、縁側に積み上げて置いておいたのですが、
夜になり、ごろごろとなにやら物音がすると思って雨戸を開けてみると、そのにはずんぐりむっくりした毛の塊がw
なんとタヌキですww
まるまると太ったタヌキが、ずうずうしくも逃げるそぶりも見せず無くこちらを見つめていやがるので...
うちの庭に柿の木があるのですが、今年は希に見る豊作です。
お米は出来がよろしくなかったようですが、うちの柿の実りはいいようですw
しかし、ながらその収穫は大変でした。
柿の木は乗ると折れるので脚立に乗って、剪定ばさみ、高枝切りばさみ、のこぎりを使って収穫、しかも上から降ってくる。猿蟹合戦の蟹で...
2
その男は、当時はまだ誰でもない、名もなき存在にすぎなかった。
ジベータσ<シグマ>外縁部、エータベルト帯の複合資源採掘/精製/生産プラントの集合ターミナルの一画<エル-エータ>のD5ブロック、エル-エータ開発初期に資源生産が行われ、内側から虫食い状に資源を吸い出され、しゃぶり尽くさ...
<from chapter 1st>
次章への序章
実習船<ルカ-レインボウ号>に接続されたシャフト-ブリッジから出たニア・シルフィールを出迎えたのは、白い髪の少女と、ダークスーツの男の二人組だった。
ニアは眉をひそめながらも低重力床を蹴る歩みを止めることは無く進む。その彼女に二人は近づき並んだ。...