創作小説「次期王の花嫁」10
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/08/16 00:06:53
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第10話 コセラーナに送られて宿に戻ったクーデノムだが、マキセはまだ帰ってきていなかった。奴らの警備だの取り調べだのとまだつかまっているらしい。
軽そうな印象を与える彼も、結構律儀な性格をしているのを知っている。
クーデノムは大きく息を吐いて...
ここは「あき☆元綵」(はじめあき)の気ままなプログです。
趣味である創作活動の小説やアクセサリー作りなどいろいろ呟いてみたいと思います。
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コメントをもらえると大喜びしますので、よろしくお願いします(笑)
伝言板も「伝言板」のカテゴリーに作っておりますので、気楽にどうぞ♡
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第10話 コセラーナに送られて宿に戻ったクーデノムだが、マキセはまだ帰ってきていなかった。奴らの警備だの取り調べだのとまだつかまっているらしい。
軽そうな印象を与える彼も、結構律儀な性格をしているのを知っている。
クーデノムは大きく息を吐いて...
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第9話 「あの男たちが突然、わしを……!」 被害者ぶった言動にムッと眉をひそめたクーデノムだったが、警備隊は彼らを捕らえる動きに迷いはない。「お怪我はありませんか?」 背後からかけられた声に振り向いたクーデノムはよく見...
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第8話 数年前にクスイ国の王都で起こった事件。 クーデノムが城下の町役場から王宮の文官へと職場を移した頃の出来事。 最近、組織的に賭けをふっかけてはトラブルを起している者たちがいるとの訴えを耳にしたクーデノムは、町に出たついでにと彼らが多く出没す...
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第7話 「どうした」部屋に戻ってきたクーデノムをマキセが迎える。「まだ起きてたのか?」「クーの気配で起きたの」人の気配に敏感なのはさすが武官といったところだろうか。それでも何もなかったら声をかけずに眠るだろうに…&hel...
居場所を求めて
後編
兄の真意はすぐに気づいた。これを機に邪魔者を削除するつもりなのだ。テニトラニスへと入国を果たしリサニルの王子の動向を探る。供の者を向かわせてシキアはテニトラニスの宿場でひとり、溜息をついた。血気盛んな供はきっと兄に金で雇われた刺客。作戦の成功や失敗の関係なくシキア自身&h...