「契約の竜」(82)
- カテゴリ: 自作小説
- 2009/07/21 22:46:42
「……事務手続きに時間がとられて…食事が遅くなるじゃないか。……まあ、その分、守秘義務はしっかり守ってくれそうだけど」
むずがゆさを我慢しているのか、いらいらと落ち着きなく手や足を組んだりほどいたりしているクリスを見て、
「我慢が出来ないなら、掻いちゃえばいいのに」と感想を洩らしたところ、...
ぶろぐ、の、ようなもの。
「……事務手続きに時間がとられて…食事が遅くなるじゃないか。……まあ、その分、守秘義務はしっかり守ってくれそうだけど」
むずがゆさを我慢しているのか、いらいらと落ち着きなく手や足を組んだりほどいたりしているクリスを見て、
「我慢が出来ないなら、掻いちゃえばいいのに」と感想を洩らしたところ、...
コインになるのは、ビー玉の数。
3連鎖をたくさんするのが、高額コインGETのカギか(というのがわかっても、成績に反映できないのがもどかしいなあ)。
…修行が足りないと、色名も付けてもらえない…
やっぱり、最終段階は、あれでしょうか?
店を出て、教えられた医師のもとへ向かう。さっきの店主の話によれば、それらしい看板は掲げていないのでぱっと見にはわからない、とのことだったが、ちょうど具合の悪そうな子どもが運び込まれるところに出くわして、それとわかった。
「あそこのようだけど…ちょっと取り込み中かも」
「行くだけ行ってみよう...
呼ばれてやって来た店主は、魔法使いの事を知っている様子だった。まあ、ありそうな事ではある。
「持病の…発作が起きた時に使う薬を、どうやら持ってくるのを忘れてしまったようなんです。この近くにお医者様か薬師さまがいらしたら、薬を分けていただきたいと思って」
と、相変わらずの婉曲表現でクリスが事...