Nicotto Town


およよ・れおポン


見るのやめた

ダイ・ハード4.0をテレビでやっていたけど。
冒頭の何分かは見たけど。

途中で見るのやめました。

この映画、公開のときのテレビCMでも感じたけど、ダイ・ハードじゃないよね。
「偶然、事件と出くわしてしまって、必死こいて事件に立ち向かわなければならない」これが、ダイ・ハードの基本だと思う。

どんな映画でも、その作品を特徴づける骨格というものがあって、それを崩してしまったら、何がなんだかわからなくなる。

ちょっと乱暴な例えだけど、現代劇で現実的な刑事ドラマだったら、主人公がレーザーガンなど使うはずない。実在する拳銃を小道具として用意するはずだ。それも、どんな銃を選ぶかで、主人公の趣味など表現したりもする。
そうやって、映画の現実感を作り上げる。

外してはならない約束というものがある。

それは、シリーズ作品でもそうだろう。
伝統として、作品の約束を作り、守っていかないと、シリーズとしてのつながりが無くなる。

幸運にも、約束を破ることで成功した作品に「エイリアン2」があるのだが、以後、3からは、約束を破ることが約束となって、収拾がつかなくなった。

ダイ・ハード4.0は、ダイ・ハードではない。
僕は、そう感じた。
以前からそう判断していた。

今回、別のアクション映画と思うことにして、テレビの前に座ったのだが。
同じ名前を名乗る以上、別のアクション映画とも思えず、不愉快になったので、途中で見るのをやめたのだ。

ちなみに、「宇宙戦艦ヤマト」も、僕には、一番最初の、松本零士が作ったヤマト以外は、ヤマトだとは感じない。

#日記広場:映画





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