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シン・ドラマ汁


ドラマ【相棒season8元日スペシャル】

相棒season8 元日スペシャル
テレビ朝日 スペシャル枠
【あらすじ】 京都で呉服店を経営する高村の遺体が東京で発見された。手には謎の4桁の数字が羅列された紙の切れ端が握られていた。高村は死の直前、都内のホテルに電話をかけていたことが判明。杉下と神戸がそのホテルを訪ねると、偶然にも神部は学生時代の恋人・唯子と再会する。唯子が偽名でホテルに宿泊しているのを知り、高村が連絡を取ろうとしたのは唯子だと推理した杉下は、唯子の部屋を訪ねるが、唯子は何者かとともに姿を消してしまう。勝手に捜査したことを咎められ事実上2週間の謹慎を言い渡された杉下たちは、その休みを利用して京都に赴く。(一部公式より抜粋)

【感想】いやー、久々にトラベルミステリーの2サステイストな相棒でした。2時間半堪能した。今回とにかく映像がきれいでしたね。ちょうど秋の枯葉舞い散る時期で、京都のあちこちも木々の枝ぶりからして風情があったし、特にラスト、神戸が唯子と別れるシーンは、大人の恋愛映画の雰囲気が漂ってました。内容は歴史ミステリーがメインで、事件の方は添え物でしたね。だけど前半はその添え物の方の事件の捜査でちょっと冗長な感じがしました。2つ事件が起きるけど、あまり複雑な犯罪ではないものね。また肝心の歴史ミステリーパートも、あまりに扱った史実が大きいものばかりで、リアリティに乏しく盛り上がりに欠けたかなぁ。あの時代は扱いつくされた感があるものね。歴史ミステリーってのはミステリーとしてはなかなか難しい分野で、どうしても現代の事件の方がおろそかになりがちだし、歴史の方は徹底的な研究を要求されるので、専門的な知識がかなり必要になってくるので、そのへんでつまずきがち。今回の相棒はそのどちらともクリアできてなかった気がします。でも2時間半、京都ロケとかで充分楽しめたからいいかなって気もします。元日に気軽に見る分にはいい感じだったんじゃないでしょうかね。ただ1つ気になったことは、唯子が金庫から出した茶碗は一体どういう由来の茶碗だったんでしょう…。結局幻の茶器なんて存在しなかった、というオチだったのに…。




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