東証の斉藤社長:来年の新規上場、100社にも
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- 2009/12/31 01:49:21
度肝を抜かれるような数字です。新規上場100社!
今年の東証新規上場は10社、東証以外での上場を含めても19社なのに!?
ブルームバーグのインタビューから。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=a_Nh_yy2PH5o
----------<以下引用>---------------
東京証券取引所の斉藤惇社長は28日、東証のオフィスでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、資本調達に動くハイテク企業の増加を背景に、2010年の東証への新規上場が最大100社に達し、今年の10倍に増える可能性があるとの見通しを示した。
斉藤社長は新規上場企業の数について、50社から100社が見込めると説明。非常にユニークな技術を持つ新興企業が今後増えることが予想され、こうした企業は必然的に資本調達の機会を探ることになると述べた。
----------<引用終わり>--------------
「資本調達に動くハイテク企業の増加を背景に」?
「非常にユニークな技術を持つ新興企業が今後増えることが予想され」?
初耳です。
資本調達というより「資本増強」しておきたい会社なら腐るほどあるでしょうけど・・・
私の知らないバイオ系やIT系で元気な会社が多いんでしょうか。
製造業に限れば、企業の設備投資は冷え込んでるし、個人消費も伸びているとは言い難く、製造業全般がお寒い状況のはずです。新興企業だけ元気とも思えません。
上場可能な大企業子会社は結構あるだろうけど、親子上場見直しが取り沙汰される今のタイミングで上場しないでしょう。
上場にあたって内部統制やらなきゃいけないのも、時価総額ルールを気にしなきゃいけないことも結構な重荷です。
そんな環境で100社も上場するかなあ?
景気のいい話なので、あまり勘ぐらずに素直に受け取っておく話なのかもしれません。
ただ、東証が今年作ったTOKYO AIMは悲惨な状況のようで。
いまだに上場企業はゼロ。現時点での上場予定もないようです。
閑古鳥が鳴いているというより、閑古鳥さえいないように見えます・・・
景気が劇的に好転して、東証の上場基準、上場審査基準がおそろしく甘くなって、
公開会社法案はポシャり、上場子会社もOKになり、
内部統制報告書提出が中堅企業には不要になる、
くらいの状況になったら、100社行くかも。
まずないよなあ・・・
ぜひ、斉藤さんのおっしゃるような状況になると、いいな~。
2010年、明るい話題が増えると、いいな☆彡
ただ業種が従来とはかなり違うみたいですね・・・
電気自動車の蓄電池やバッテリー部分とか原子力などの部分ですね。
家電や弱電・半導体などは海外に市場も奪われていますので
上場できる企業の数も少ないのも事実ですね。
日本の構造や仕組みを変えて資金調達がしやすいようにして日本の産業を元気にするしかないですね。
ポジティブな意見はいいですね。
良くなるように、祈っています。
日本って、まだまだパワーありますから。
♪シ~ラケド~リ 飛~んできて♪
ってなことに、ならないと良いのですが・・