゚'☆Merry Christmaas...
- カテゴリ:日記
- 2009/12/24 16:22:43
イブです。
皆様、いかがお過ごしですか。
これから、プレゼントを買いに出かけ、リアルの古くからの友人に
メールを送ろうと思っています。
今、友人がコピーしてくれたゴスペルのクリスマスソングを聴きながら
書いています。
わたしは信仰がなく、それなのに、クリスマスを祝うなど、典型的な日本人の
いい加減さでありはしますが^^;少しばかり厳かな気持ちに浸ります。
この一年、たくさんの人とニコで出会いました。
皆様、魅力的で、たくさんの優しさと勇気を頂きました。
ありがとうございます。
神さまは人が造ったものだと、わたしは思っています。神さまは権力者に味方したり、その違いで起こる悲劇は今も後を絶ちません。
それでも、時々、神さまを信じたり、お願いしたりしてみたい気になります。
貧しきものこそ神に近い。
キリスト教の言葉です。
しかし、現実はそうではありません。矛盾と、悪意と欲に満ちている場所も
あります。だからこそ神さまは必要であり、だからこそ利用されたりします。
わたしは幼少期に家庭が複雑だった為、人が好きなどとは、たぶん言えません。嫌いではありませんが、人よりも教えを請うたのは、自然や知能というものが遥かに劣る動植物たちでした。
死を目前にしても、生きようとする魚たちや、絶滅に瀕しながらも
ただひたすら本能で生き延びようとする、真摯で厳しい動物たちの
生きる為の闘いに、心を打たれるのです。
生きることは何かの犠牲によって成り立つ、甘えの許されないもの
それを教えてくれたように思います。
ああ。。頑張らないと。。と。
心の傷は、深くなれば、死に至ることもあります。
しかし、一番辛いのは飢えです。
検察医をされていた人の書かれた本で、一番惨い死に方は
飢え死にだそうです。
食べて生きて行くことは、生物の一番の基本です。
貧しき者
この世に生まれ、人として生まれ、
わたし達は愛や優しさを求め、あるいは説き、渇望し、飢えることなく
暮らす先進国に生きています。
世界の片隅に、人として生まれ、泣くことさえできず、自分が人間であることすら知らずに、飢えの中で死んでいく小さな小さな子どもたちが
いったいどれだけいるのでしょうか。
その子達ほど、貧しき者はいません。
そのすべてを救えるほど、甘くもなく、生きるとは、何かの犠牲で成り立つ
厳しい営みです。いくら人道を説いたとしても、理想であり続けます。
飢えて死ぬ小さな命はとても神さまに近い
そう信じてあげることしかできません。
もしかしたら、神さまかもしれません。
わたしの生活はあなたたちの犠牲の上にあります。
そして、救うことはとてもできません。
真の意味で。
遠い国や近い国、ほとんど忘れてしまう、生まれては消えて行く
幾多の子どもたちの命。
わたしはほんの少しだけ、心の端に置かせて頂いています。
自分の為に泣くまいと
自己憐憫や甘さを叱ってもらう為
たやすく生きることに、甘えていないのかと。
その前にとても自分の無力を感じます。
たぶん、それが、今のわたしの現実でもあります。
夢や志を捨てるなかれ
苦笑いして、叱咤する年齢になってしまいましたが。。
どうぞ、ほんの僅かでも、この世界に生まれ、飢えて死ぬ小さな命の為に
自分の為に泣く涙のひと粒を、とっておいてください。
そして、わたし達に何ができるのか
考える機会を忘れないでいられるのか
現実を見続ける努力を続けられるのか。。
わたし自身への日々の問いかけでもあります。
感傷と笑われそうな理想だらけの
ちっぽけなわたしに。。
わたしの中の無数の神さまに
涙すら出ない、小さな瞳に、僅かでも明るさを見つめられますよう。
そして、皆さまに
・:*。・:*:・゚'☆♪Merry Christmaas! ・:*。・:*:・゚'☆♪