ドラマ【浅見光彦～最終章～】
- カテゴリ：テレビ
- 2009/12/02 22:03:42
浅見光彦～最終章～
ＴＢＳ 水曜夜９時～
【あらすじ】光彦と母の雪絵は、７年前死んだ妹・祐子を弔うため、遭難した木曽へと旅立った。そこで光彦は祐子が死んだ時に一緒に旅行していた友人の１人・香菜と出会う。香菜は祐子が遭難した時、先に帰京していて事情を知らなかった。もう１人一緒に旅した美也子は、それ以来旅行の記憶が抜け落ちており、記憶喪失の状態だった。光彦・雪絵・香菜の３人は、偶然祐子が写っている写真を手にした野上という刑事と出会う。その写真は７年前のもので、祐子と美也子、そして香菜が知らない男性２人が写っていた。野上は美也子が絞殺されたことと光彦たちに知らせる。
【感想】やはり期待していた通り、いつものパターンから少し外れている。まず光彦が普通じゃない。いつも冷静で人当たりがいい彼が、今回は少し暴走している。最後、桐山が犯人ではないかと詰め寄るが、何の証拠もない。あの写真を彼が撮ったと推理するのは無理がありすぎ。いつもの光彦はこんな感じではないはず。また、桐山というレギュラーのキャストが事件に関わってくるのも異例。ただ、私が以前書いた最終章１０の法則からはあまり外れていない。いつもと趣は大層違うのに、８割がた一致しているのは何故だろう。特に、ラスト近くになって光彦のお風呂シーンが無理やり出てきた時にはもう笑ってしまった。刑事たちに最初から正体がバレたのは意外だったけど、それも他の刑事に身元確認をやらせるという荒業で何とか乗り切ったし。ともかく、祐子たちにいったい何があったのか、桐山はどのくらいまで関わっているのか、いつもの冷静な光彦に戻れるのか、前後編なので続きが気になるわぁ。やっぱり浅見光彦はこのくらいのボリュームの方がいいよ。こっちのが余裕を持って観光地の紹介もできるしね！
