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MIYABIのブログ!


人間五十年 下天の内をくらぶれば・・・

  人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢まぼろしのごとくなり
  ひと度生を得て 滅せぬ者のあるべきか
                           「敦盛」の一節

 長い年月のように感じられる人間界の五十年なんて、四王天や
 その眷属が住む世界と比ベれば、夢まぼろしのごとくちっぽけな
 一瞬のことにすぎないではないか・・・
   「全ての人間はいずれは死んでゆく」・・・ならば、
 ならば、どうせ死んでゆくのであれば、なにか、そうなにかをやらかして
 夢を実現させてやろうじゃないか!

戦国武将としての織田信長が愛した幸若舞「敦盛」の一節であるが、
織田信長はよく言われているように単なる癇が強い虐殺好きの主君で、
僕は、やりきれなさが溜まり謀反に走った明智光秀にむしろ同情する。

しかし僕は、桶狭間の戦いは決して奇跡ではないと思っている。
 1.天(集中豪雨)・地(桶狭間の地の利)・人(団結力)を
   巧みに利用した その状況判断力
 2.敵軍の情報を徹底的に集めた その情報収集力
 3.常識(篭城)を打ち破る その企画力
 4.義元の首をとることに目的を集中させた その目的の明確性

金融危機が実体経済に影響を及ぼし懸念されていた「世界同時不況」
が現実化するこんな時代だからこそ、そこに生き抜く我々企業戦士にとって
天下統一という大事業に思いを馳せ 「どうせ死に行くのであればなにかを
やらかして夢を実現させてやろう」 と懸命に生きた 織田信長 という人間の
人生に学ぶものは、計り知れずあるのではないだろうか・・・。

#日記広場:人生

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2009/01/04 03:55
Marilynさん
 ははははっ、やっぱりリアルには関わり合いになりたくないですね!
 彼の評価は、戦術・計略・実行力の優位性 に止めましょう。

 「利家とまつ」、2002年頃のNHK大河ドラマでしょ? 懐かしいですね!
 確か利家が唐沢寿明でまつが松嶋菜々子だったかなあ・・・

 前田利家・・・憧れますね! 人間、特に愛妻への思いやりという面では、
 彼は素晴らしい器の大きい人間だと思います。

 ちなみに前田利家から見ると、織田信長は3年先輩、豊臣秀吉は同期、
 徳川家康は5年後輩だったんですね!
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2009/01/02 21:50
古くなりましたが、「利家とまつ」を
ちょっくら思い出してしまいましたぁ。
明智にとっては、そのような主君であったろうけど
別の者の目から見たら、また違う側面があったんでしょう。
人間なんて、右手で悪事を働きながら、左手で善行を施すことがある。
特に、激しい気性で激しい生き方をした信長って人は
リアルには関わり合いになりたくないけどw、面白い人物だと思います^^



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