永三輔
- カテゴリ:日記
- 2009/11/08 23:59:52
新しいプリンターで、喜んでプリントしています。
とりあえず、エプソンの「写真用紙エントリー」と、バッファローの「写真用」のA4紙を試してます。
エプソン・エントリーは、名前がエントリーだけど、実際には悪くない仕上がりでした。
ちょっと厚めの紙なので、手に取って見るときも、腰が合って持ちやすく、写真らしい感触です。
個人的な好みで、さほど光沢は無いくらいの方が好きなので、高級な光沢紙でなく、エントリー紙の方が好みに合いそうです。
バッファローの写真用は、安売りだったので、レタッチなどした後の試しプリントに使えたら良いなと思って買いました。
厚さが普通のコピー紙のように薄くて、手に持つのも柔らかです。
これは、実際に使ってみたら、少し問題がありました。
僕の買ったプリンターは染料インク。
少し水っぽくて、紙によくしみ込むのです。
それで、薄い紙だと、少し伸びてふにゃふにゃするのです。
プリントから数時間置いて、乾いた後でも、すこし紙が波打つ。
作品として飾るには、ちょっと困ります。
カバーガラスの付いた額縁に入れると、波打っているのも目立たなくなるので良いんですけどね。
やっぱり本番用には使えないみたいです。
試していないけど、顔料プリンターなら波打ちが少ないので、この紙で問題ないのかもしれない。
色合いとしては、エントリーも写真用も、似たような仕上がりだったので、問題ありません。
と、まあ、、、ここまでは良い。
ただ、やっぱり基本設計が古い機種なので、ちょっと欠点も見えた。
白黒写真だと、暗い方と明るい方で、少し色が違うのだ。
家庭用プリンタは、白黒写真でも、黒インクだけで印刷するのではなく、カラーインクすべてを使って印刷するので、少しだけ色が付いちゃうのである。
灰色から明るい方が、やや緑。
暗い方が、やや赤黒くなった。
やっぱり、エプソンでも高級機には、わざわざフォトグレーインクというのがあって、モノクロモードで印刷するのだ。
低価格機だと、そういうわけにはいかんね。
これ、白黒写真をもういっかいカラーに戻して、少しだけカラーバランスを変えてプリントすれば、色味を統一できるかな。
どうしてカラーバランスが崩れるかというと、紙の質によってインクの染み込み方が違うので、結果として見え方が変わるんだね。
「写真用紙エントリー」で、さっき書いたような傾向になるのだけれど、普通紙だと、また少し違う。
だから、メーカーの違う紙にしたら、また少し違うだろう。
ん〜、ベストな状態に持ってゆくのは大変そうだ。
まずは、気軽に大量に使える紙を見つけるのが先決かな。
あ、ちなみに、A3の紙は高いので、まだ買ってません。
ある程度経験を積んでから買おうと思います。
でも、やっぱりA3でプリントしたい!
と思って、手元に合った普通のA3上質紙でプリントしてみました。
なんか、スポーツ新聞か!
というような質感でした。
でも、意外とカラーバランスは良かった。