ハエトリグモの気持ちw
- カテゴリ:日記
- 2026/10/07 23:58:59
虫たちにとっては、人間が作った物が、意外と怖い罠になっていたりする。
例えば、公園の緑地で、緑地に人が入らない様に杭にロープを張って、遊歩道にしてある。
あの杭が、毛虫や青虫の命取りだったりする。
木から落ちた青虫が、高いところへ登ろうと思って木を探す。杭だと知らずにそこに登った青虫は、もう、他の場所へ移動できない。
杭のてっぺんに登った青虫は、他の場所に行こうと道を探すのだが、見つけられずに、杭の丸いてっぺんをぐるぐる回り続けるのだ。
自然界には、スパッと切れた平らで丸い場所なんて滅多に無いから、状況を理解できない虫もいるのだ。
そうした虫は、疲れて動きが鈍ったところで、アリに襲われるか、ハチに襲われて食べられちゃうのである。
他に、公園内のステンレスの手すりとか、フェンスも結構厄介なのだ。
カマキリだったり、バッタでも、ハエトリグモも登ってしまうことがある。
一旦登ると一本道で、辺りを見回しても、虫の距離感としては遠すぎて移動できる様な場所は見えない。
これ、人間だったら、数十センチ先に街路樹が並んでいるとか見えているけど、虫のサイズでは大変な距離だ。
これが、数十メートルも続いていたりする。
こういう長い手すりの上を歩いているハエトリグモ。
歩き疲れて休みたくても、ただの鉄の棒なので休める場所が無い。延々歩いているのだ。
そういうハエトリグモは、見れば気持ちがわかる。
近くに何か見えると、立ち止まってはそっちを見つめて、なんだろうって考える。
植物の蔓だったり、木の枝が垂れ下がっているとか、そういう物があれば飛びつこうと思っている。
こんな疲れたクモは、手を差し伸べると飛び乗ってくるのだ。
、あ、いやいや、手を差し伸べちゃうと、飛び乗った瞬間に「木じゃない!」って驚いて飛び降りることもあるので、手を出すのは失敗の元。
何か、近くに落ちている木の枝だったり、物体を差し出してやる。
で、そこに蜘蛛が飛び乗ったら、すぐ隣の街路樹に小枝ごと乗っけてやるとか、そうすると、無事、木へ移動するのだ。
虫も、人間みたいな理屈は言わないけれど、何か気持ちは持っているものだ。

























