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黒の日(黒染め)

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こんにちは!台風24号や秋雨前線の影響で、九州から関東甲信は曇りや雨。

太平洋側では大雨の恐れも。
北陸や東北、北海道は晴れ。
沖縄は曇りのち晴れ。

【黒の日(黒染め)】 くろのひ(くろぞめ) Black Dye Day

☆「黒の日」とは、毎年9月6日にあります。

<概要>

〇黒の日(黒染め)

@制定

 平安時代から千年以上にわたって追い求められてきた「究極の黒」で、
 京都の黒染めは、五倍子汁や桃皮汁、檳榔子、鉄漿という、
 4種類の天然染料を使用して、18回以上も繰り返し生地を染め重ねるという、
 気の遠くなるような工程から生まれます。

 9月6日の「黒の日」は、この伝統を守り続ける京都黒染工業協同組合さんが、
 1988年(昭和63年)に制定し、
 創立40周年にあたる1989年から実施されました。

 日付は「く(9)ろ(6)」の語呂合わせによるものです。

 ☆平安時代から追い求められてきた「究極の黒」

  墨染(すみぞめ)や黒染めの技術で到達しようとした光を吸収して、
  深さが揺らがない黒のことです。

  その歴史は千年以上、
  科学的には炭素粒子の微細構造や光吸収率、染料分子の結合状態によって、
  説明することが出来ます。

  ■平安時代から続く「究極の黒」の歴史
  
  ◇平安時代:黒は「権威や浄化、死生観」を象徴

   墨染は僧侶や貴族の喪服として重要な色であり、
   黒は「無」や「浄」、「死」、「権威」を象徴します。

   当時の黒は植物由来の染料、
   「蘇芳(すおう)や五倍子(ごばいし)、楊梅(ようばい)」等と、 
   鉄媒染(てつばいせん)による深い黒です。

   しかし、完全な黒は難しく「もっと黒い黒」が求められました。

   ▲蘇芳:赤紫色の染料

    マメ科の植物「スオウ」の心材から得られる染料で、
    平安時代の装束にも使用され、深い赤紫色(蘇芳色)が特徴で、
    タンニンを含むことから、
    他の媒染剤と組み合わせて色調を変えることが出来ます。

   △五倍子:黒染めの要、虫こぶの粉末
   
    ヌルデの葉に虫が寄生して出来る「虫こぶ」を乾燥させたもので、
    主成分はタンニン(没食子酸)で、古来より黒染めに不可欠です。

    五倍子は鉄と反応して、黒色が強く発色し、和名は「ふし」です。

    墨や和紙の補強にも利用されました。

    ▼虫こぶ(ヌルデの場合)

     ヌルデの虫こぶとは、アブラムシが若い葉に口針を刺し、
     植物組織の成長プログラムを変化させることで生じる、
     袋状の構造です。
   
     内部は空洞で、壁の内側にビッシリとアブラムシが付着して、
     生活します。

    ▽虫について

     ヌルデシロアブラムシ(Schlechtendalia chinensis)といいまして、
     別名はヌルデノミミフシやヌルデアブラムシです。

     体長1~2mm程の小型のアブラムシで、
     春から夏にヌルデの葉で虫こぶを形成します。

    ▼虫こぶが出来る仕組み

     研究によりますと、アブラムシはヌルデの葉に寄生する時、
     植物が本来「花や実」を作る際に働く遺伝子群をハイジャックして、
     虫こぶを作らせていることが判明していまして、
     虫こぶは植物側の誤作動した器官形成です。

    ▽虫こぶの形状と特徴

     形は不整形で、洋梨状や袋状等様々で、
     大きさは最大で長さが約8cmで幅が6cmに達することもあります。

     内部は空洞で、アブラムシが数千から1万匹単位で生活しまして、
     壁の細胞にはタンニンが大量に蓄積しています。

    ▼アブラムシの生活史

     ・春 :幹母(最初の雌)が葉を刺して虫こぶを形成開始

     ・夏 :虫こぶ内で無性生殖を繰り返し増殖

     ・秋 :翅(はね)を持つ成虫が出現し、虫こぶから脱出

     ・冬 :コケ類で越冬

     ・翌春:再びヌルデに戻り、虫こぶ形成を再開

    ▽虫こぶは「五倍子」として利用される

     アブラムシが飛び出した後の虫こぶを完成させたものが五倍子で、
     主成分はタンニン酸(50~70%)で、
     染料やインクの材料、収斂薬(しゅうれんやく)、
     そして、かつては「お歯黒」に使用されました。

     ●収斂薬:タンパク質を沈殿させて、組織をキュッと引き締める薬

     皮膚や粘膜の表面でタンパク質を凝固させて、保護膜を作り、
     滲出液や分泌を抑え、炎症や軽い出血を鎮める作用をもつ、
     薬の総称です。

   ▲楊梅:ヤマモモの漢字表記

    常緑樹のヤマモモのことで、果実は赤く、初夏に熟します。

    中国でも「楊梅」と書き、果実酒や薬用にも使用されます。

   △鉄媒染:鉄で色を沈着させる染色技法

    染料に鉄分(鉄塩)を加えて色を定着し、変色させる方法で、
    タンニンを含む植物(五倍子や渋木、柿渋等)と相性が良いです。

    ▼鉄媒染の特徴

     タンニンと鉄は黒色化で発色が強く、耐久性が高いことから、
     日本では五倍子黒染が代表で、世界でも世界各地で利用されています。

    ▽代表的な組み合わせ

     ・五倍子と鉄媒染は黒染め(五倍子黒)になります。

     ・蘇芳と鉄媒染は赤紫が沈んだ黒紫系に変化します。

     ・楊梅(ヤマモモ)はタンニンが少ない為、
      鉄媒染とは直接の関係は薄いですが、
      樹皮と葉を使用する地域染色では、
      媒染剤と併用されることがあります。

  ■京都黒染工業協同組合 さん

  住所  :京都府京都市中京区油小路通三条下る三条油小路町168

  電話番号:075-221-1389

問題 京黒紋付染の歴史についてですが、
   次の文章の???に入る言葉を教えてください。

   〇京黒紋付染の歴史

   17世紀初頭に技術が確立されたことに始まり、
   江戸時代には武士の間で「檳榔子(びんろうじ)」による、
   黒紋付が愛用されます。

   明治維新以降は国民の礼服が黒紋付羽織袴と定められたことで、
   ???の正装として広く浸透しました。

   婚礼で着用する黒留袖や葬儀の喪服等といった、
   人生の節目を彩る衣装の多くが京都の黒染めによって生み出され、
   全国シェアの大部分を占めています。

1、年中行事

2、地域祭礼

3、冠婚葬祭

ヒント・・・〇明治維新以降、黒紋付羽織袴が国民の礼服として定められ、
       ???の正装として広く浸透した理由

      @黒紋付が???の正装になった理由

       国家が礼服を黒紋付に統一したのは明治政府の政策で、
       武家文化で黒紋付が最上位の礼装でした。
    
       黒の象徴性(厳粛や清浄、権威)が儀式に適し、
       洋装礼服も黒であり、和洋の礼装分化が一致し、
       庶民が???の万能礼服として使用しやすかったことから、
       黒紋付羽織袴は、歴史や文化、国家政策、科学が重なって
       日本の正装として日本の正装として定着しました。

お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。


    

 



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