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重賞展望


【クイーンS】札幌競馬場の特徴と言えば洋芝、コーナーの角度が緩くJRAでは最も円形に近い形態、ほぼ平坦。コーナー径が緩く平坦と言うことはコーナーでしっかり加速できる(後ろの馬にとっては前との差を詰めやすい)から函館とかと比べると比較的差しは届きやすいコース。勿論展開や馬場状態次第ではあるけど。クイーンSも前後半差は年によって幅があるけど中盤大きく緩まず持続力戦になるのは概ね共通してる。差し馬も好走出来るけど開幕2週目でまだ馬場の内も使えるからか過去5年の馬券圏内15頭中9頭が1~3枠と内有利な傾向。血統ではキングマンボ、ダンチヒ、ステイゴールドあたりが目立つ。

エリカエクスプレスは中距離戦で淀みないペースを刻んで持続力勝負に持ち込むのがベストで気性的に他馬の影響を受けやすいから気分良く行けるのが好走条件。前走のヴィクトリアMは距離不足で速い上がりになりやすい府中マイルも不向きではあったけど逃げ候補やったアイサンサンが出遅れたことで単騎逃げに持ち込んで武豊騎手が上手くペースをコントロールできたことで4着好走。今回距離延長と直線の短いコースに替わるのはプラスに出るはず。他に逃げそうな馬も不在で人気でも軽くは扱えへんかな。ココナッツブラウンは後半特化型で前走ヴィクトリアMはロスを抑えつつしっかり末脚を引き出して5着。気性面に難しさがあって掛かり癖と輸送で馬体が減るのがネックやったけど近走はその辺りは上手くコントロール出来てる。今回も滞在競馬みたいやし去年2着で適性も問題ないなら力は出せそう。コガネノソラは斬れる脚がなく小回り千八~二千で持続力が問われる馬場や展開がベスト条件で一昨年このレースは勝ってるように悪くない舞台。ただその時は斤量51キロで今年は人気2頭が55キロなのに対して56キロ。流石にちょっと厳しいなとは感じる。ケリフレッドアスクは前走函館記念は直線不利がなければひょっとして勝ってたかも、という内容。ただ3着は軽ハンデとはいえピースワンデュックで馬場を考えれば勝ち時計もそこまで優秀とは言い難い。中盤緩んで紫苑Sも然りでこの実績で斤量57キロも背負わされるのは正直きついなと。フェスティバルヒルは前走桜花賞は骨折休養明けで度外視で良いとしてもその前のファンタジーSや新潟2歳S程度のパフォーマンスでは当然足らんわけで。2歳時のレースだけでは能力が測りにくいし現時点でどれくらいの力があるかも未知数。斤量52キロは魅力ではあるけど取捨に困る。ここは人気2頭が強そうで大荒れにはなりそうもない気はするけど穴馬を挙げるならまずはボンドガール。気性が難しくムラ馬みたいになってるけど元々秋華賞2着、小倉牝馬Sではココナッツブラウンに先着して2着と力はあるし一昨年のこのレース斤量51キロやったとはいえ内から差して来て2着と適性も悪くない。人気がないなら押さえておきたい。あとはパレハ。去年は内枠やったけど4角~直線で外に出すロスが大きかったし、先着された4頭も強かった中での5着は悪くない内容。あとは高速馬場+ワンターンのマイルがベストな感はあって上手くごまかす必要はありそうやけど前走は道悪が堪えたルージュソリテール。逆に雨の影響を受けるなら道悪巧者のヴーレヴーを挙げときます。

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