河内晩柑
- カテゴリ:グルメ
- 2026/07/23 16:09:19
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【河内晩柑】 かわちばんかん Citrus kawachiensis
Japanese Grapefruit
Juicy Orange
☆河内晩柑は、ミカン科ミカン属ブンタン類で柑橘類の一種です。
<概要>
○河内晩柑
河内晩柑は1920年頃に、
熊本県飽託(ほうたく)郡河内町(かわちまち)(現:熊本市)に住んでいた、
西村徳三郎(にしむらとくさぶろう)さんの敷地に発生した文旦の偶然実生で、
1935年(昭和10年)に、
鑪一馬(たたらかずま)さんが発見したとされています。
名前はその発見された地名の「河内」と、
晩性の柑橘類ということで名付けられました。
@西村徳三郎 さん
河内晩柑を自宅の庭で発見した西村徳三郎さんは熊本県河内町の住民で、
文旦系柑橘「河内晩柑」の原木を育てていた人物で、
研究者や農家ではなく、一般の地域住民の庭で偶然実生として、
生まれたのが特徴です。
★人物像の詳細な経歴や職業
史料に残っていないことから、
柑橘史の中では「原木の持ち主」と記録されるのみです。
☆偶然実生が起きた理由の化学的説明(史料と植物学)
■文旦系の種子が落ちて、自然発芽した
河内晩柑は「文旦の血を引く偶然実生」と明記されていまして、
庭にあった文旦系柑橘の種子が落下して、発芽し、成長したという、
自然発生が起きたと考えられています。
これは柑橘類ではよくある現象で、
庭や畑、山中で偶然生まれた実生が優良品種になる例は多数あります。
□土壌や水質が特別だったという記録は存在しない
西村家の庭の土壌や水質に関する資料は一切存在せず、
熊本農業試験場さんや果樹研究所さんの資料にも記録はありません。
但し、植物学的には以下の条件が揃うと、
自然実生が起きやすいことが知られています。
・柑橘は過湿を嫌う為、適度な水捌けの良い土壌
・熊本県熊本市西区河内町は温暖で、冬は極端に冷え込まない気候
・種子が腐らずに越冬出来る環境
・動物や人の活動で種子が運ばれる可能性
これらは熊本県熊本市西区河内町の一般的な環境と一致しています。
■植生されていた木だけ優良だったのか、それとも遺伝的偶然(珠心胚)か
柑橘類は「珠心胚(しゅしんはい)」と呼ばれる、
「母親の遺伝をほぼそのまま受け継ぐ実生」が出やすい植物の為、
以下のようなことが起こります。
・文旦系の種子が落ちる
・珠心胚実生が発芽する
・母木に近い優良形質を持つ木が偶然生まれる
このようなメカニズムで、河内晩柑のような優良実生が誕生します。
これは不知火「しらぬい(デコポン)」や、
肥の豊「ひのゆたか(主にミカンとオレンジの交雑種)等でも、
確認されている現象です。
□河内町の環境が「発芽しやすかった」可能性(推論)
◆史料は無いものの、地域の環境から推論出来る店
・温暖で冬の冷害が少ない
・火山性土壌で水捌けが良い地域が多い
・庭木として文旦系が植えられていた可能性が高い
これらは柑橘の実生が育ちやすい条件です。
@鑪一馬 さん
公開情報として確認出来ませんでした。
河内晩柑の主要産地である愛媛県愛南町や熊本市西区河内町の生産者名簿にも、
該当者は確認出来ませんでした。
*2023~2026年の公開資料ベース)
☆推測出来る可能性
個人農家で非公開の小規模生産者や、
SNSやメディアに出ていない流通に関わる関係者、
誤記や別名、読み違いの可能性等もありますし、
例えばですが、河内晩柑の産地には「鑪」姓の農家が、
複数存在するという記録は確認出来ていません。
★河内晩柑の主要人物
河内晩柑に関して公的に名前が挙がるのは愛南町のJA職員や農家代表、
熊本市西区河内町の生産者組合さん等で、
個人名は限定的で、鑪姓は確認出来ませんでした。
@産地によって様々な名称で出荷されている
河内晩柑は現在各地で栽培出荷されていますが、
名称は産地によって様々で以下のような名称で出荷されています。
☆熊本県
・ジューシーオレンジ
・ジューシーフルーツ
★愛媛県
・愛南ゴールド ・美生柑(みしょうかん)
・宇和ゴールド ・愛南ゴールド
・灘オレンジ
☆鹿児島県
サウスオレンジ
@河内晩柑の特徴
河内晩柑の形は下膨れの短卵形で、大きさは200~500gと幅があり、
果皮の色は黄色で、グレープフルーツと似た感じです。
皮は柔らかく、手で剥くことが出来まして、果肉は淡黄色で果汁が多く、
僅かに苦味がありますが、グレープフルーツ程ではなく、
サッパリとした甘味と酸味が広がります。
又、種があるものと無いものがありますが、
市場に出回っているものの多くは、種がほとんど無いものが多いです。
@河内晩柑の収穫時期と食べ頃の旬
河内晩柑は5月頃に花を咲かせて、実を付けますが、
その実が膨らんでから冬を越して、翌年の春以降に収穫します。
早いものは3月頃からで、遅いものは8月下旬頃まで木成りで熟成されます。
そして、初夏を過ぎると、同じ木に新しく付いた実と、
昨年の完熟した実が両方付いている状態になります。
そうしますと、通常実が付いて間もなく撒かれる薬剤が、
収穫直前のものにもかかることになりかねないですので、
時期をみて、早めに収穫されます。
@河内晩柑(宇和ゴールド)の栄養素
ビタミンCや食物繊維、カリウム、β-カロテン等が中心で、
効能は美肌や抗酸化、血流改善、生活習慣病予防、
認知機能の維持が期待されています。
問題 2019年産の河内晩柑の収穫量についてですが、
次の文章の〇〇に入る県名を教えてください。
〇2019年産 河内晩柑の収穫量
順位 都道府県 収穫量(t) 割合(%)
全国 11623 100
1位 ○○ 8128 70
2位 熊本 3095 27
3位 高知 187 1
4位 和歌山 95 1
5位 鹿児島 93 1
*令和元年産特産果樹生産動態等調査より抜粋
1、大分
2、愛媛
3、徳島
ヒント・・・〇みかん専門店 南の果樹園ニュウズ さん
住所 :〇〇県西宇和郡伊方町河内1448-1
電話番号:0894-38-2165
アクセス:JR予讃線「八幡浜駅」下車、
駅前から宇和島自動車さんの伊方町方面行きバスに乗車、
所要は約40分、最寄りバス停から約10~20分です。
@河内晩柑(ジューシーフルーツ)
贈答用(約2、5kg)キャップ詰め
・価格:3800円
・特徴:大玉や選別品、ギフト向けのものです。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る県名をよろしくお願いします。



























