ゴマサバ
- カテゴリ:グルメ
- 2026/07/14 16:29:29
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沖縄は晴れ。
【ゴマサバ】 胡麻鯖 Sbomber australasicus Cuvier,1832
Blue mackerel
Southern mackerel
☆ゴマサバはスズキ目サバ亜目サバ科Scombrinae亜科、
Scombrini族サバ属に属する魚です。
<概要>
〇ゴマサバ
@一般的に馴染み深い魚
ゴマサバはマサバとともにサバ科サバ属の一種で、
単にサバといえばマサバかゴマサバを指し、
マサバとともに、広く一般的に馴染み深い魚です。
★ゴマサバ(Scomber australasicus)と、
マサバ(Scomber japonicus)が日本で、
「広く一般的に馴染み深い魚」になった科学的理由
□日本沿岸に広く分布する「生息域の広さ」
ゴマサバとマサバは日本近海に広く分布する水産上重要種であり、
黒潮や親潮の境界線を中心に大量に回遊する浮魚です。
これは、水産学の研究でも繰り返し示されていて、
「我が国周辺に広く分布する水産上重要種」と明記されています。
つまり、日本のどの地域でも漁獲され、
国民的な馴染みが形成されやすい魚種という訳です。
◆我が国周辺に広く分布し、水産上重要とされる主要魚種
水産庁と環境省の評価資料によると、我が国(日本)周辺に広く分布し、
水産上重要とされる主要魚種は概ね40種で、
特にマアジやマイワシ、サバ類、サンマ、スケトウダラ、
ズワイガニ、スルメイカ等が代表的な「広域分布や重要資源」として、
扱われています。
△広域に分布する水産上重要種(代表例)
以下は、環境省や水産庁が「広範囲に分布や回遊する主要資源」として、
評価対象に挙げる代表魚種です。
▼マアジ
日本近海の広域に分布する代表的な大衆魚で、
太平洋系群や対馬暖流系群等、複数系群です。
▽マイワシ
太平洋や日本海、東シナ海に分布し、
資源変動が大きい典型的回遊魚です。
▼サバ類(マサバやゴマサバ)
太平洋系群や対馬暖流系群等の広域回遊魚で、
日本の漁業における最重要群の一つです。
▽サンマ
北太平洋を広く回遊する代表的な外洋性魚類で、TAC対象種です。
▼スケトウダラ
北海道から東北の広域に分布し、日本の底魚資源の中心です。
▽ズワイガニ
日本海やオホーツク海、太平洋北部に広く分布する重要甲殻類です。
▼スルメイカ
日本周辺を広く回遊するイカ類で、漁獲類が大きいです。
▽ブリ
黒潮や対馬暖流を広く回遊する大型回遊魚です。
▼ヒラメ
太平洋や日本海、瀬戸内海に広く分布する底魚です。
▽マダイ
日本沿岸に広く分布する代表的高級魚で、
複数系群で資源評価されています。
▲これらが「広く分布する重要種」な理由
▽広域回遊性
黒潮や親潮、対馬暖流等の海流に乗り、広範囲に分布しています。
▼漁獲量が大きい
日本の総漁獲量の多くを占める主要魚種です。
▽TAC(漁獲可能量)制度の対象
マアジやマイワシ、サバ類、サンマ、ズワイガニ、スルメイカ等です。
▼複数系群で資源評価
太平洋群や対馬暖流系群等、地域集団ごとに管理しています。
□大量に生産される「多獲性浮魚」という資源構造
サバ類は多獲性浮魚(pelagic fish)で、
群れを形成し、漁獲される特性を持っていて、
マサバは特に「水産上重要な多獲性浮魚」として記述されていて、
漁獲量が多いことが科学的に示されています。
この為、大量に獲れることは価格が安定し、
一般家庭の食卓に普及しやすいことを示しています。
■人間の食文化に適した「脂質や肉質、成長特性」
サバ類は脂質含有率が高く、
焼き魚や味噌煮、しめ鯖といった、多用な調理法に適応します。
さらに研究では、ゴマサバとマサバの雑種が、
高成長で抗脂質含有率を示すことが報告されていまして、
これは両種が本来持つ生理特性の延長線上にあります。
つまり、脂が乗りやすく、調理適正が高い事から、
食文化として定着しやすいことを表しています。
□遺伝的に近縁で「資源整理や養殖がしやすい」
両種は遺伝的に近縁でアイソザイム分析で明確に識別が可能で、
DNA判別法が確立していて、
性決定機構の違い(マサバはZW型でゴマサバはXY型)が解明等、
科学的な資源管理が進んでいまして、
科学的管理が可能で安定供給につながり、一般的な魚として定着しています。
■ゴマサバは「病気に強い」ことから漁獲や養殖で安定
研究ではゴマサバは高水温期でも細菌感染症に強く、
死亡率が低いことが示されています。
一方、マサバは高水温期に過剰な免疫反応を起こし、
死亡率が高いことが判明されています。
このことから、ゴマサバは安定して漁獲されやすく、
市場で馴染みが深い理由です。
@学名の種小名australasicus
オーストララシア(オーストラレーシア)のという意味で、
オーストララシアとはオーストラリア大陸やニュージーランド、
ニューギニアを含む南太平洋地域の総称です。
@生態
☆分布
ゴマサバは、太平洋東部の温帯から熱帯にまで広く分布しています。
■日本
北海道南部から九州南岸の日本海や南シナ海沿岸、
北海道から九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、屋久島、東シナ海でみられ、
マサバよりもやや暖かい海に多いです。
□海外
朝鮮半島南岸や済州島、中国の東シナ海沿岸、台湾、フィリピン諸島、
ニューギニア島、オーストラリア沿岸(北西や北東岸を除く)、
ニュージーランド、ハワイ諸島、メキシコ太平洋沖、
アラビア半島沿岸に分布しています。
■食性・産卵期
通常は沿岸の表層を群れを成して遊泳しながら、
オキアミ等の動物性プランクトンをはじめ、
小魚やイカ類等を捕食し生息していまして、産卵期は冬から春にかけてです。
問題 ゴマサバとマサバについてですが、
次の文章の〇に入る言葉を教えてください。
〇ゴマサバとマサバ
ゴマサバは全長が約50cmになりまして、
体形は紡錘形でやや側扁しますが、
マサバに比べて体高が低く、輪切りにした状態が〇いことから、
マサバを平サバと呼ぶのに対し、ゴマサバは〇サバと呼ばれています。
1、丸
2、広
3、円
ヒント・・・〇名前の由来
体側の背側はマサバと同じように、
青緑色の地に濃色で虫食い状の斑模様が入っていまして、
中央あたりから腹にかけては銀色の地に、
〇い黒点が一面に散らばって、
これが胡麻を散らしたように見えるのが名前の由来です。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る言葉をよろしくお願いします。

























第1背鰭棘数は12本(希に11本)
第1背鰭の神経間棘数は17本以上
マサバと区別為には次の点を調べる。
第1背鰭棘数は 11 - 12本。体側正中線上と体側下半部に黒斑がある。体の横断面は円形に近い……ゴマサバS.australasicus
第1背鰭棘数は 9 - 10本。体側正中線上と体側下半部に黒斑がない。体の横断面は楕円形……マサバS.japonicus
厳密に区別したいときは,第1背鰭の神経間棘数(背鰭第1棘に対応したものから第2背鰭の第1条を担ったものの直前までの数)を数える。神経間棘数17本以上はゴマサバ、16本以下はマサバである。
利用
巻き網、定置網、火光利用さば漁業(たもすくいおよび棒受け網漁業)などの沿岸漁業で漁獲される。外洋に面した防波堤や船からの釣りでも漁獲される。ルアー釣りも行われる。
マサバより脂肪が少ないが、季節的な味の変化が少ないとされている。夏はマサバの味が落ちるがゴマサバの味は落ちず、漁獲量も増える。鯖節への利用が多いが、他にもマサバと同様に〆鯖(きずし)、鯖寿司、焼き魚、煮付け、唐揚げ、缶詰、サバ節など幅広い用途に利用される。新鮮なものは刺身でも食べられるが、傷みが早いので注意が必要である。また、アニサキスが寄生している危険もある。
高知県土佐清水市の清水サバ、鹿児島県屋久島の首折れ鯖など、各地に地域ブランドがある。
出典
ゴマサバ 水産総合研究センター
参考文献
Fishbase - Scomber australasicus(英語)
岡村収監修 山渓カラー名鑑 『日本の海水魚』(サバ科執筆者:中村泉) ISBN 4-635-09027-2
藍澤正宏ほか 『新装版 詳細図鑑 さかなの見分け方』講談社 ISBN 4-06-211280-9
檜山義夫監修 『野外観察図鑑4 魚』改訂版 旺文社 ISBN 4-01-072424-2
永岡書店編集部 『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』 ISBN 4-522-21372-7
関連項目
ウィキスピーシーズにゴマサバに関する情報があります。
日本では食用魚として重要で、近縁のマサバ、グルクマ等と共に「サバ」と総称される。地方名としてマルサバ(各地)、ホシグロ(新潟)、ゴマ(千葉)、コモンサバ(島根)、ドンサバ(福岡)などがある。
特徴
成長が早く、満1歳で尾叉長20 - 28cm、満2歳で30 - 36cm程度に成長し、成魚は60cm程度。よく漁獲されるのは30 - 40cmほどである。
食性は肉食性で、動物プランクトン、小魚、イカ、頭足類など小動物を捕食する。生殖腺は1月ごろから発達しはじめ産卵期は海域によって異なり、魚釣島近海では 1 - 3月、東シナ海中部では 3 - 5月、薩南沖では 2 - 4月に多い。メスは満1歳で約40%個体が成熟し、満2歳で約70%、満3歳以上ではほとんどの個体が成熟する。
寿命は6年とサバ類のなかでは短い。
分布
太平洋の暖流に面した熱帯・亜熱帯海域に広く分布し、日本付近では黒潮系暖水の影響が大きい海域(南シナ海、東シナ海)に分布するが黒潮に乗って三陸沖まで回遊する。マサバより高温を好み、日本近海でも夏に漁獲量が増える。太平洋側での主分布域は北緯36度(房総半島)以南。
東シナ海に分布する個体群は2系群に分けられる。どちらの系群も春から夏には北上し、秋から冬には越冬、産卵のために南下回遊する。
東海系群:東シナ海南部域から九州西海域にかけて分布し、一部は山陰沖や薩南沖へも回遊。
薩南沖系群:九州西岸から薩南海域に分布し、太平洋南区のゴマサバの補給源ともなっている。
形態的特徴
体は前後に細長い紡錘形で、短い吻が前方に尖り、横断面は円形に近い。背面は青緑色の地にサバ類独特の黒い曲線模様が多数走り、腹面は銀白色の地に黒い小斑点がある。しかし、腹部の黒斑は未成魚では不明瞭で、成魚でもはっきりしない個体もいる。