奇跡の再会
- カテゴリ:日記
- 2026/05/29 22:37:05
マッチングアプリで出会った彼女は、
プロフィール写真も、メッセージのテンポも、
なんかこう、論理的に考えて相性が良すぎたんですよね。
で、会ってみたら、
やっぱり可愛いし、話も合うし、
「これ運命じゃないですか?」って思ったわけです。
でも、なんか違和感があって。
彼女の言葉が、どこか“ふわふわ”してるんですよ。
「あなたと話してると、眠くなるの」
「夢の中みたいで、現実感がないの」
で、僕もなんか眠くなってきて、
気づいたら、カフェの空気がゆらゆら揺れてるんですよね。
「これ、夢なんじゃないですか?」って言ったら、
彼女は微笑んで、こう言ったんですよ。
「うん。あなた、まだ気づいてなかったんだね」
世界が溶けていく。
彼女の輪郭も、声も、全部が霞んでいく。
「わたしはあなたの“微睡(まどろみ)”なの。
あなたが作った理想の恋人。
目が覚めたら、わたしはいなくなるよ」
そこで、目が覚めた。
スマホを見ると、
マッチングアプリの通知がひとつ。
「新しいお相手とマッチしました:ミナ」
プロフィール写真を見た瞬間、
背筋がぞくっとした。
——夢の中で見た彼女と、まったく同じ顔だった。
「……いや、偶然だろ」
笑おうとしたけど、喉がうまく動かなかった。
恐る恐るプロフィールを開く。
趣味も、好きな映画も、
夢の中で聞いた内容と全部同じだった。
そのとき、通知が届く。
『マッチありがとうございます』
すぐに次のメッセージ。
『やっと起きたんだね』
全身の毛穴が開いた。
夢の話なんて、誰にもしていない。
画面を閉じようとした瞬間、
さらにメッセージが送られてくる。
『でも、安心して』
『今度は消えないから』
その瞬間、
真っ暗になったスマホの画面に、
自分の顔のすぐ後ろで、
女が覗き込んでいるのが映った。
反射的に振り返る。
誰もいない。
なのに耳元で、
あの夢の声が、はっきり聞こえた。
「ねぇ。今度は、現実で会えたね」
「だってもう、中にいるのに」
振り返る。
ミナが立っていた。
でも、怖かったのはその後ろ。
壁に、カレンダーがある。
今日の日付に、赤字でこう書かれていた。
『8回目 失敗』
その下に、小さく。
『次は逃がさない』
その下に、小さく。
起きてこなければよかったのに
記録番号:未取得
7:14




























_:(´ཀ`」 ∠):
めっちゃホラーやないですかー 恋愛小説系かと思って読んでたらチキン肌になりましたわ((´∀`))ケラケラ
いやいや、もぉトラウマですwww マチアプやってなくて良かった。