電子ピアノを敵認定。
- カテゴリ:音楽
- 2026/03/23 11:10:13
法事の帰りに娘の家に寄り、ヤツの買った電子ピアノと初対面。
色、佳し。タッチ、けっこう良い。機能……てんこ盛り。
うろ覚えのブルグミュラーを怪しい運指で弾き娘に笑われた。
説明書が電話帳(死語)くらいあり驚いたが、日本語はごく一部。
こんな厚いマニュアルはSC-88以来久々に見たけど、隔世の感を感じる。
GM音源は全て入ってるし、カスタマイズの幅も物凄い。これで10万少々か……。
「自動演奏にハノンも入ってるんだけど……」と言い娘が聴かせてくれた。
ナニコレ!? お馴染みのハノンにゴージャスな伴奏がついている。
すぐ止めさせて娘の演奏で口直しならぬ耳治し。ハノンは無骨さが信条だ。
手頃だから最初の一台が電子ピアノという若者も多いんでしょうね。
なんか違う。スゴク違う。どんなに凄くとも、コレ、ピアノじゃない。
娘はそれを理解した上で実用できる代用品として買ったからよいのですが。
帰宅し、処分しようと思っている2本ペダルのアップライトを久々に鳴らす。
弦は数本切れチューニングも怪しく、異常な共振を響かせる鍵も多々。
でも、これ、ピアノだ。私の知っている、馴染んでいるピアノだ。
電子ピアノは私の好む邪道音楽用の楽器だと思う(偏見)。
堅牢な鉄フレームと硬木で作られ、数トンの力で張られた弦が数百本、
フェルトハンマーが木の鍵盤で動き弦を叩き空気を震わせるのがピアノ(偏見)。
娘に張り合い国産アナログシンセの中古を買おうと準備してた資金を、
古ピアノのメンテに使おうか、本気で悩み始めています。
エレキ弾きだけど、ピアノはアコースティックでないとツマラナイ。
娘がオルガンやエレクトーン(死語)、シンセ買ってたらこうは思わなかった。
メンテしたらどうなるか。たまに訪れる娘に「調律終わってるぞ」と言えば、
物凄い勢いで飛びつき笑顔で弾きまくるだろう。そういうものだと思うのです。


























初めまして。内心は私も邪道と見下してるわけなのですが、楽器は全て道具でもあります。
スタインウェイもベーゼンドルファーも大陸製安物電子ピアノも、名手が弾けば必ず応えるでしょう。
道具に使われるか、使いこなすかのかも音楽の一部、演奏者の資質でもあるということでしょうか。…
タッチが違いますよね?
きちんと基本をふまえた上での遊び心なら許せると思うけど
最初から素通りしてしまうのはやっぱり邪道?