以前書いた物語 いんこな日々-第3章-
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/11/02 00:11:48
3章 いんこな闘い(前編)
ちょろちょろ昼寝と食事を繰り返しているうちに 日はとっぷりと暮れ まっくらな部屋の中で また眠り飼い主の帰りを待つ。
以前飼っていたいんこ達も 今隣にいるいんこ達も毎日が この繰り返しだったんだなぁと いんこになって初めて しみじみ感じ入るものがあるものだ。
ところで 餌を食べて判明した事実 カナリーシードは、ほんまに美味い。いや もう いんこがハマル理由を身を持って実感した。食べ出したら とまらないんである、理性ではね あかん、食べ過ぎは良くない、そう思うのよ。でも パリッと割った中から出てくるあの細長い実を、くちばしの中で砕いた瞬間 広がるこってりとした味わいは 理性を崩壊させるに充分だ。
他の餌なんか どーでも良くなってしまって パシパシくちばしで飛び散らかしの 堀まくりので 餌箱の中のカナリ-シードを選り分けて食べた、たまらない~。途中でね まずい カナリーシードの割れた殻ばっかでは 目立ち過ぎ 最悪 カナリーシード禁止にされてしまう、それはわかっていた、充分 認識はあったのだけど(くどいけど いんこ飼育経験者ですけん)、あかん 食べ出したら止まらない。こんな すごいとは思わなかった。
さすがに夕方には 胸やけしそうになったけど 食後、暗闇の中 まどろんでいるうちに 体調も戻ってきたので一安心である。
飼い主が帰ってきて 放鳥時間が来たら 隣のいんこ達にギャフンといわせてやるからなっ!主導権は 何としてでも握りたい。
(つづく)
字数制限の関係で第3章を二つにわけました(^^;。
短くなってしもうた(汗)
カナリシード、なんだか美味しそう^^やっぱり食べ過ぎちゃうとダメなのかなぁ
単なる入れ代わりではなさそうで謎が深まるばかりです…
でもご主人も主人公のインコのこと気にしてないみたいだし。
続き楽しみにしてます♪
「いんこな日々」、一気に読ませていただきました!
インコにはあまり詳しくないのですが(すみません)、すっかり引き込まれてしまいました…。
不思議な疑似体験、病みつきになりそうです❤
つ、続きが気になります…
こちらでいいのかちょっと分からなかったのですが、ご挨拶に伺いました。
ありがとうございます、とっても嬉しいです♪
不束者ですがよろしくお願いいたしますm(_ _)m
それでは、失礼します!
もしかして食べた?(´・ω・`;)
そんなにうまいか(by鹿男あおによし)
いろんな想像されていて 書いている側
の勉強にもなりますね^^。
想像を壊したくないので、解説などいらない
ことはしませんね^^。
書いた物はすでに書き手から離れて、新しい
世界が読み手側にできてると思うと
とても楽しいです。
あ、ただカナリーシードってのは 鳥の餌に
はいってる一種類です、ラグビーボールを
細くしたような形をしていて いんこに
人気の餌なんです^^
他のインコたちに勝てるんだろうか・・・・
これからどうなるんだろう・・・・
カナリーシードってどんな食べ物?
やみつきになるほど美味しい物・・それも気になる
ポテトチップスなの?
カナリーシードってホモサピエンスのご婦人方のポテトクリスプス状態なんですな!(ポテトクリスプス、米名ポテトチップス)
明日はいよいよ…ですね? でも、なんなんだろ、この執拗な主導権欲は。まるで中国海軍が沖縄・奄美を侵犯し続けるのにも似ている!