レクサイル指数
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/11/01 21:17:44
「エルマーの冒険」の洋書を放りだしてしまった言い訳をみつけました。
「レクサイル指数(Lexile scale)」という英語圏で広く使われている読書指導のめやす。
本の難易度と読む人の読解力を200~1700までの数値で客観的に表したものなのだそうです。
どうやって判定しているのかよくわかっていませんが、自分の読んできた実感としっくりきました。
唯一レクサイル指数と自分の感触があっていないような気がするのは、現在読書中の「コラライン」
740Lもあるのに、とても読みやすいです。時間はいつもどおりかかっていますが。
「沈黙の森」690Lよりも「空飛び猫」700Lよりも読みやすく感じています。
今で読んだ中の最高値は「ベルベットのうさぎ」820L。思い入れと短さでなんとか読めたのでしょう。
問題の「エルマーの冒険」は990L。放り出して当然よね、と安心しました(笑)
(比較用メモ)
「がまくんとかえるくん」300~400L
「デルトラ・クエスト」580~730L(最終巻が580Lで一番低い)
「ナルニア国物語」790~970L(魔術師の甥だけ790L)
「ハリー・ポッター」880~1030L
デルトラとナルニアの間には、越えられない山があるような気がしています…。
ナルニアの洋書は、一生積読本状態かしれないです。
レクサイル指数 → http://www.lexile.com/
右上の”Quick Book Search:”にタイトルや著者名を入れて検索。
”Tools”の”Find a Book”で、レクサイル指数を指定して本を探すこともできます。
「エルマーの冒険」は子供のころ大好きだったので原書で読もうとしたら、読めませんでした~。
>Cabbageサマ アルジャーノンのレクサイル指数、高いですねー。
部分的には読みやすそうだけど、やっぱり難しいところは難しいんですね。あたりまえか(笑)
>MYSTYサマ 洋販ラダーシリーズは、”洋販”がとれて”ラダーリーズ”になっています。
出版社は洋販から分離独立?した会社なので、だいじょうぶだったらしいです。
以前、自分の読めそうな洋書をうろうろと探していて発見しました。
IBCパブリッシング → http://www.ibcpub.co.jp/ladder/index.html
>かるあサマ 日本語の文章の指数化の研究はされているようです。
>tkgサマ 私の持っている洋書は絵本か児童書ばかりなんですが、
本棚に日本語の本を押しのけて飾って、悦に入っています~♪
和書版でそういうのはないのかな?
山田悠介のデビュー作(初版)なんかはかなり難易度高い気がしますがw
洋書だとラダーシリーズのランク別なんてのがありますが、
ネイティブな人の判断の方が色々と信用できそうです。
(そいえば洋販潰れちゃったけど、ラダーはまだあるのかな)
日本の小説にもこういう指数があれば便利かもしれないですね。
文体は柔らかいけどテーマが深かったり、ただのパロディとしての難文とか入り混じって、
判断が難しそうですけど。
今後、参考にしたいと思います。
P.S Flowers for Algernonは910でした♪
小さい時読んでました^^
ライオンに食べられそうになった時、櫛と鏡を渡して
身だしなみを整えてる間に逃げるとか、
ワニの背中をジャンプして川を渡るとかっていう本ですよね??
最後は忘れました・・^^;
(ドラゴンを見つけてどうなるんだったか・・・)