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「七草粥について③」

「まとめ」
七草粥は、1月7日の人日の節句に食べる日本の伝統行事食です。古代中国の「七種菜羹」の風習と、日本古来の若菜摘みの習慣が融合して生まれ、奈良時代から平安時代にかけて宮中行事として定着しました。室町時代以降に羹から粥へと変化し、現在の形になったとされています。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロという春の七草には、それぞれに縁起の良い意味が込められており、早春に芽吹く若菜の生命力が邪気を払うと信じられてきました。正月のごちそうで疲れた胃腸をいたわり、一年の無病息災を願うという実用的な意味合いも持っています。
地域によって使用する食材に違いがあり、七草が手に入りにくい場合は地元の野菜で代用することもありました。このような柔軟性は、伝統を守りながらも実生活に根ざした日本人の知恵を表しています。
調理法は非常にシンプルで、お粥に下茹でした七草を加え、塩で味を調えるだけ。その素朴な味わいこそが、新年の華やかさの後に心と体を落ち着かせてくれるのです。
現代では七草セットが手軽に入手できるようになり、フリーズドライ製品なども登場していますが、一年の健康を願って若菜を食べるという本質は変わりません。毎年1月7日には、この伝統的な一椀を味わってみてはいかがでしょうか。

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