都心の高低差に立つ信仰 —— 愛宕神社の初詣へ
- カテゴリ:日記
- 2026/01/02 19:52:17
明日、虎ノ門ヒルズの近くにある愛宕神社へ初詣に行く。
年末にテレビで見かけて気になっていた場所で、特に印象に残ったのが、あの急な石段だった。
愛宕神社は、東京23区内で最も高い自然の山・愛宕山の頂上にある。
標高は約26メートル。数字だけ見ると大したことはないが、実際に目の前にすると、なかなかの迫力がある。
86段続く石段は「出世の石段」と呼ばれ、見上げるだけで少し身構えてしまう。
この石段の名前は江戸時代の逸話に由来する。
将軍・徳川家光の前で、家臣が馬に乗ったままこの急勾配を駆け上がり、見事に梅の枝を献上したという話だ。
無謀とも思える挑戦が称えられ、「出世」の象徴として語り継がれるようになった。
御祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)。
火防の神として知られ、商売繁盛や事業成就、勝負運などのご利益があるとされている。
ビジネス街に近い場所柄、仕事に関わる願いを持って参拝する人が多いのも納得だ。
高層ビルが立ち並ぶ虎ノ門のすぐそばにありながら、
石段を登りきると、少し時間の流れが変わったような感覚になるという。
都心にいながら、わざわざ「登る」という行為を求められる神社。
それ自体が、この場所のメッセージなのかもしれない。
明日は、自分の足でその石段を登る。
出世や成功を強く願うというよりも、
今どこに立っていて、これからどこへ向かうのかを静かに考える、
そんな初詣になりそうだ。






























ありがと