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「小雪」について②

「小雪の時期の気候と服装の目安」
小雪の頃は、西高東低の冬型の気圧配置が強まり、ぐっと冷え込む日が増えてきます。特に朝晩の気温は大きく下がり、吐く息が白くなることも珍しくありません。日中は日差しがあれば暖かく感じられても、風が吹くと体感温度はぐっと下がります。この時期の服装は、温度調整がしやすい「重ね着」が基本です。ウールのセーターやカーディガン、薄手のダウンベストなどを上手に活用しましょう。外出の際には、風を通しにくい素材のコートを羽織り、首元を温めるストールやマフラー、手袋なども準備しておくと安心です。お出かけ先や時間帯に合わせて、上手に脱ぎ着して快適にお過ごしくださいね。

「冬支度を始めるのに最適な時期」
本格的な冬の寒さがやってくる前に、お家の冬支度を少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。年末の慌ただしい時期を避けて、今のうちから準備を進めておくと、心にも時間にもゆとりが生まれます。例えば、こんな冬支度がおすすめです。

①こたつやストーブ、加湿器などの暖房器具の点検・掃除
②羽毛布団や厚手の毛布などを出して、天気の良い日に干しておく
③コートやセーターなど、冬物の衣類をクローゼットの手前に移動させる
④窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンに替えたりして、お部屋の寒さ対策をする
⑤ひとつひとつ丁寧に行う冬支度は、暮らしを慈しむ豊かな時間にもなります。温かいお茶でも飲みながら、ゆっくりと取り組んでみてくださいね。

「小雪の時期に旬を迎える食べ物」
自然の恵みが豊かなこの季節。寒さの中で栄養をたっぷりと蓄えた旬の食材は、味も濃く、私たちの体を内側から温めてくれます。美味しい旬のものを食卓に取り入れて、来るべき冬に備えましょう。

「旬の野菜」
小雪の頃は、鍋物や煮物にぴったりの根菜類や葉物野菜が豊富です。体を温める効果が期待できる野菜も多いので、日々の食事に積極的に取り入れたいですね。

野菜の名前→ 特徴やおすすめの食べ方

①白菜→ 鍋物には欠かせない冬野菜の代表格。クリーム煮や、豚肉との重ね蒸しなどもおすすめです。
②大根→ みずみずしく甘みが増す時期。ふろふき大根やおでんの具材に。葉も栄養豊富なので、炒め物やふ         りかけにすると無駄なくいただけます。
③ほうれん草→ 鉄分やビタミンが豊富。おひたしや胡麻和え、バターソテーなど、さまざまな料理で活躍します。
④春菊→ 独特の香りが魅力。すき焼きや鍋物に入れると、風味が豊かになります。天ぷらにするのも美味しいですよ。
⑤長ねぎ→ 甘みととろみが増してくる時期。焼いて甘さを引き出したり、薬味としてだけでなく、鍋の主役としても楽しめます。

「旬の魚介類」
海水温が下がることで、身が引き締まり脂がのった美味しい魚介類も旬を迎えます。お刺身はもちろん、照り焼きや鍋料理など、様々な調理法で旬の味覚を堪能しましょう。

魚介類の名前→ 特徴やおすすめの食べ方

①ぶり →「寒ぶり」として知られ、脂がのって最も美味しい季節。お刺身やぶり大根、照り焼きが定番です。
②ひらめ→ 淡白で上品な味わいの白身魚。昆布締めやムニエルにすると、旨みが引き立ちます。
③あんこう →「東のあんこう、西のふぐ」と称される冬の味覚。淡白な身と濃厚な肝を使ったあんこう鍋は絶品です。
④牡蠣(かき) →「海のミルク」と呼ばれるほど栄養満点。カキフライや土手鍋、炊き込みご飯など、楽しみ方が豊富です。
⑤ずわいがに→冬の味覚の王様。11月頃に漁が解禁される地域が多く、まさに旬の味。茹でたり焼いたり、鍋にしたりと、存分に味わいたいですね。

「小雪の頃の風習や行事」
暦の上では冬が始まり、少しずつ寒さが身にしみる小雪の季節。この時期になると、日本各地で冬を迎えるための準備が始まります。昔から受け継がれてきた丁寧な手仕事や、冬の訪れを告げる美しい風景は、私たちの心にあたたかな灯りをともしてくれるようです。ここでは、小雪の頃ならではの風習や行事をご紹介します。

*大根干しなど保存食の準備
気温がぐっと下がり、空気が乾燥する小雪の時期は、保存食を作るのに最適な季節です。特に、この時期に収穫される大根や白菜は、寒さにあたることで甘みが増し、おいしさが凝縮されます。冬の寒さを利用した、昔ながらの暮らしの知恵に触れながら、ご家庭で冬の味覚を仕込んでみるのはいかがでしょうか。
代表的なものが、冬の食卓に欠かせない「たくあん漬け」のための大根干しです。軒先やベランダにずらりと大根が吊るされる光景は、この時期ならではの風物詩。
また、渋柿を干して甘い「干し柿」を作ったり、霜が降りて柔らかくなった白菜で「白菜漬け」を仕込んだりするのも、この頃の手仕事です。手間ひまかけて作る保存食は、厳しい冬を乗り切るための備えであると同時に、季節の恵みをいただく喜びも教えてくれます。

*地域ごとの冬の風物詩
小雪の頃には、本格的な冬に備えるための美しい営みや、活気あふれる行事が各地で見られます。どれも季節の移ろいを感じさせてくれる、日本の豊かな文化のひとつです。

風物詩・行事→どのようなもの?→主な地域・場所

①雪吊り(ゆきつり)→ 雪の重みで木の枝が折れるのを防ぐため、縄で枝を吊る冬支度。円錐状に張られた縄が作り出す幾何学的な美しさは、冬の庭園を彩る芸術品です。→石川県の兼六園、東京都の六義園など
②酉の市(とりのいち)→11月の酉の日に行われる、開運招福や商売繁盛を願うお祭り。縁起物の「熊手」を求める人々で境内は大変な賑わいを見せます。→東京都の鷲神社、新宿の花園神社など関東地方が中心
③こも巻き→松の木を害虫から守るために、幹に藁(わら)で編んだ「こも」を巻きつける作業。春先にこもごと虫を駆除する、江戸時代から続く伝統的な手法です。(環境省 皇居外苑のページで詳しく解説されています)→皇居外苑や各地の日本庭園など
④イルミネーション→現代の冬の風物詩。小雪の頃からクリスマスや年末にかけて、全国各地でイルミネーションが点灯し始め、澄んだ冬の夜空を幻想的に彩ります。→全国の主要都市やテーマパークなど

こうした伝統的な風習や新しいイベントは、来るべき冬に備え、心豊かに過ごすための大切な準備といえるかもしれません。お近くの冬支度の様子に目を向けたり、少し足を延ばして季節の行事を楽しんだりするのも、この時期ならではの素敵な過ごし方ですね。


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