Nicotto Town



AI覚えてますか

日中のいざこざは、まぁおいておいて。


YouTubeの動画に互いの思想に応じたものがいっぱいでているのはさておき。
色々な動画がでている
・バックの背景は適当なもので、合成音声で読み上げる
・ある面白いと思ったやりとりを切り抜いて見せる(国会答弁や記者会見など)
・以前からいる人たちの動画
・以前からいる人たちの弁舌をAIを使って再現したり、中身を変えてアップしている

3番以外の動画は基本「儲けるために作っている(または作ってもらう)」もので、動画をアップしている人は思想・心情はあまりなく本当に儲けるためだ。

選挙時の街頭演説をアップしていた人は選挙期間(2週間ぐらい)で一千万円ぐらい儲けたという。
ひぇ~~~~~~
選挙演説の動画は、動画撮る→アップ で、もんのすっごおおおく簡単。
ただ演説する人を追いかけたり、先回りしてカメラいい場所に設置する必要があるので複数人のチームが必要だ。

普通の動画は
シナリオ作り→動画の構成するアイテム(人間や背景)を揃える→シナリオの読み上げ音声を作る→アイテムや音声を合成して、字幕をつける→アップ
でめんどい!めんどい!!

でもそういう動画を安価で作ってくれる会社があるという。
1本につき5000円~2万円。
制作している人はサラリーマンなどが小遣い稼ぎで自宅で作ってることも多いらしい?
シナリオ書いてるって人が家で書いて送っているといっていた(ネットのことだから本当かどうかはしらない)。

よくみる「日本すごい!」「日本ばんざい!」「日本を悪く言った中国ざまぁ」などがこれで作られていて、YouTubeの配信をやっている人によると
「毎日10万再生ぐらいできていたら、月間で300万円ぐらいになるんじゃない?」
とのこと。
毎日10万再生って結構大変なのだが。
1本でいっぱい再生じゃだめなのね。
それでも動画を作ってもらった場合、1本2万円でも 60万円だから差額240万円の利益が生まれる。
ただ毎日見てもらうってっていうのが本当に大変らしいので、そこまで育ったサイトは、数千万円で他の人に売れるらしい。

今、日中間のことで情報に飢えている人や、感情を他者と共有したい人がそういう動画にほいほいつられているのだが、一番気をつけたいのは、既に名を馳せている識者の講演動画などを使ってAIで違うシナリオをつけて作ってある動画だ。

人工音声ってかなりよくなっていて、数語を機械に覚えさせるとその人の音声でしゃべりだす。
口調や抑揚なども本人そっくりにできる!!

AIすげぇーーーー!!!

・・・が。
AIもまだまだな点がある。
それが「日本語での読み上げの弱さ」だ。

多くのAIシステムはアメリカで作られている。
そして日本語を覚えさせているのが中国人が多くて、日本語で違和感のあるものができあがる。
高市→こういち、たけち
後日→のちひ、こうひ
多くの方→おおくのほう
などなど。
特に高市の名前の読み上げ間違いは多い。
なんでーー??って思って日本住みの中国人の発音を聞いてみたら高市が「たカケーチ」みたいな音になっていた。
これが「たけち」になるってことかーー、なるほど!!

今はそういうので「ん??ああ、この動画AIか。見る価値なし!」とポイできるがそのうちもっともっと進歩してくるんだろうなぁ。
困った世の中だ。
見る前に気づくためには、著名人の場合はその人の「公式」をみるべしー。
あとはそのチャンネルの過去動画をみて現在からみてどのぐらい正解を言っているかの確認。
煽りの言葉が多い動画はパスする、などなど。
ニュース動画は色々あるーー!!

トランプ米大統領がBBCに1.5兆円の賠償を求める訴訟を起こした。
これはBBCが去年10月に放送したトランプの演説が2021年1月の演説を使ってその演説で言っていないことをAIを使って言わせたものだったからだ。
AIを使って、セリフを変え、そのセリフに口の形を整えたものだった。
BBCは謝罪し、責任者は退社した。
退社するにあたって「私は捏造していない」と言ってたけど。
AI使って言ってないセリフをつけることのどこが捏造じゃないのか、説明プリーーーズ。
BBCですらこれ。
いや、BBCだからこそか??
BBCは1.5兆円の訴訟を受けてたつらしい。
結果が楽しみである。

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