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ミシマオコゼ

ニコットおみくじ(2025-12-10の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州から関東は晴れる。

北陸や東北の日本海側では寒気の影響で雪や雨が降る所も。
北海道も朝晩は雪や吹雪となる。
沖縄は晴れ。

【ミシマオコゼ】 三島虎魚 Uranoscopus japonicus Houttuyn,1782

               stargazer

               Japanese stargazer

☆スズキ目ワニギス亜目ミシマオコゼ科ミシマオコゼ属の肉食性海水魚です。

<概要>

〇ミシマオコゼ

ミシマオコゼはミシマオコゼ科を代表する種で、
全国各地で主に底引き網で漁獲されています。

@名前の由来

 ★学名

  学名のUranoscopusは「星を見張る」という意味の、
  ギリシア語のouranoskoposに因みます。

 ☆英名

  英名のstargazerも・・・

  ・星を見つめる者

  ・天文学者

  ・占星術者

  これらを指す言葉です。

 これは海底で空を見上げるように、 
 眼だけ、砂から出して、じっとしている様子から付けられた可能性もあります。

@生態

 ★生息

  日本産魚類検索全種の同定第三版によりますと、
  ミシマオコゼは琉球列島を除く、ほぼ全国の沿岸に生息し、
  水深35~263mで確認されていますが、
  その多くは約50~100mの砂泥底に生息しています。

 ☆国内での分布

  北海道から九州南岸の太平洋沿岸や小笠原諸島(稀)、
  青森県から九州南岸の日本海や東シナ海沿岸、瀬戸内海、
  東シナ海沿岸の大陸棚域とされます。

 ★海外での分布

  朝鮮半島南岸や西岸、中国の東シナ海沿岸や台湾となっています。


 ☆食性

  ミシマオコゼは海底の砂泥に身を潜めまして、
  目と口の先だけ出して獲物を待って、底生の小魚や小動物を捕食します。

@特徴

 ★全長や眼の特徴

  ミシマオコゼは標準が28cm程の魚で、
  大きいものだと、全長が35cmに達します。
 
  そして、奇妙な顔つきが印象的でありまして、
  眼は両眼とも空を見上げるように上方に付いて、
  口は軍の上陸用舟艇の前方ハッチのように上に向けて閉じます。

  □軍の上陸用舟艇の前方ハッチ
  
  船首(前方)に設けられた扉で、開いて渡し板(ランプ)となりまして、
  兵士や車両が、直接浜へ降りられる仕組みのことです。

  ■構造

  多くの上陸用舟艇は、浅い喫水(きっすい)と平らな船底を持ちまして、
  浜辺に直接乗り上げる(ビーチング)ことが出来ます。

  その際、船首のハッチ(門扉)を前方へ倒すことで渡し板となりまして、
  兵士や車両が素早く陸地へ移動出来るようになっています。

  □目的

  ・港湾設備やクレーンを使用せずに、
   直接浜辺へ兵員や物資、知戦車を揚陸(ようりく)する為です。

  ・敵前上陸では迅速性が重要でありまして、
   船首が直接展開出来る構造は必須でした。

  ・第二次世界大戦期に特に発展しまして、
   アメリカ軍のLCAやLCVP、日本軍の大発動艇等が代表例です。

  ■運用例

  ・日本陸軍の「大発動艇」や「よりひめ丸」等では、
   船首を観音開きに改造しまして、
   戦車や車両を直接浜へ降ろす方式が採用されました。

  ・アメリカ軍の「LCVP(ヒギンズボート)」も同様に、
   前方ハッチを倒して、兵士が一斉に浜へ突入する設計でした。

  □利点と課題

  ◆利点

   迅速な展開が出来まして、港湾設備が不要で敵前上陸に適応出来ます。

  ◇課題

   防御力が低く、開いた瞬間に敵火力に晒(さら)されやすいです。

 ★鰓蓋上部後方
 
  又、鰓蓋(えらぶた)上部後方には擬鎖骨棘(ぎさこつきょく)と呼ばれる、
  太くて強い、角状の棘が突き出していまして、まるで鬼の形相です。

  □擬鎖骨棘

  鰓蓋の後方上部にある太くて強い棘で、外見的にも目立ちます。

  ミシマオコゼは、この棘が特に発達していまして、
  他の近縁種(キビレミシマアオミシマ)と区別する際の決め手になります。

  ◆役割

   防御的な役割を持ちまして、
   捕食者から身を守る為に利用されると考えられています。

  ◇分類学的意義

   ミシマオコゼ属(Uranoscopus)は、
   背鰭が2基あることと、擬鎖骨棘が強大であること等で、
   他の属と識別されます。

   この棘の存在は、ミシマオコゼ科の魚類を固定するうえで重要な形質です。

  近縁種のキビレミシマとよく似ていますが、
  ミシマオコゼは前鰓蓋骨下縁の棘が3つで、
  キビレミシマは4つありますので、見分けられます。

 ★体色
  
  背側が褐色系で腹は白く、
  体側上半部に虫食い状の斑紋や小斑点が散在しています。

@主な産地と旬

 ☆主な産地と漁獲量

  ■主な産地

  ミシマオコゼは、主に東北から九州にかけての沿岸各地で漁獲されています。

  □用途

  しかし、底引き網等で他の魚介に混じって混獲される程度で、
  漁獲量はそれ程多くなく、その多くは産地で消費されるか、
  蒲鉾等の練り製品の原料に加工されています。

  ■産地

  ・山形県          ・新潟県

  ・和歌山県         ・徳島県

  ・神奈川県         ・兵庫県

  これら等で漁獲されています。

 ☆漁獲時期と旬

  美味しい旬の時期は書籍によって、
  秋とされているものや、冬と書かれているもの、
  ネットでは秋から春と、色々と出てきます。

@料理

 ・刺身            ・塩焼き

 ・煮付け           ・天ぷら

 ・ポワレ           ・唐揚げ

 ・鍋             ・マース煮(塩煮)

 ・味噌汁           ・昆布締め

 ・醤油漬け          ・バター焼き

 ★ミシマオコゼとスジウズラガイ、エンコウガニのブイヤベース

  ミシマオコゼやスジウズラガイ、それにエンコウガニ、 
  いずれも港で二束三文の魚介類です。
  
  これらを美味しく食す為に、
  アサリを加えまして、ブイヤベースに仕立てた料理です。

問題 有限会社 笹川流れ観光汽船さんの、
   ある市「笹川流地魚処 天ぴ屋」さんで販売されているのが、
   「ミシマオコゼの醤油干し(極み干し)」です。

   笹川流地魚処 天ぴ屋さんがある市名を教えてください。

   〇有限会社 笹川流れ観光汽船 さん

   住所     :新潟県ある市桑川955-44

   電話番号   :0254-79-2154(代)

   遊覧船運行期間:9:00~16:00
           (約40分間隔で不定期に運行)

   アクセス   :桑川駅から徒歩約1分

   駐車場    :無料駐車場あり

   @ネットショッピングサイト 笹川流れ地魚処 天ぴ屋 さん

    ☆極み干し ミシマオコゼ(骨まで食べられる干物)

     620円(税込)

     送料:全国一律1000円
        (同一ストアで9800円以上購入すると送料無料)

1、村上市

2、佐渡市

3、上越市

ヒント・・・〇笹川流れ

      ある市にある、全長約11kmの海岸線で、
      日本海の荒波が創り出した奇岩や断崖、洞窟が連続する景勝地です。

お分かりの方は数字もしくは、
笹川流地魚処 天ぴ屋さんがある市名をよろしくお願いします。




  












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