落葉に
- カテゴリ:小説/詩
- 2025/12/07 18:32:50
広く公園の地表を染めている
無数の落ち葉
その中から幸せの
1枚を見つける
石畳の脇の花壇で
何気なくイチョウの葉を拾う
柔らかな黄色だ
手に取り香りをかぐ
土の香りと
青い草の香りがした
私が見つけた一枚
私が選んだ一枚
私があなたを幸せにするのか
あなたが私を幸せにするのか
和らな冬の日差しが
私たちを包む
幸せって何だろう
私の選んだ一枚の落葉
私はありがとうと言って
花壇に葉をそっと戻した
数歩歩いて振り返ると
その姿はなかった
幸せの葉は多くの葉にまぎれて
消えていった
私は冬の空気を胸いっぱいに吸い込み
暖かな日差しの中を歩き始めた

























コメントありがとうございます
何となく思い浮かんだことを書いて
ここに載せています
突然書きますので・・・
また来てくださいね^^
作詞家さんなのでしょうか?
冬の公園の情景が浮かんできます。TAKURO(GLAY)に歌にして頂きたいです