赤軸ホウレンソウ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/12/02 16:48:36
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【赤軸ホウレンソウ】 あかじくほうれんそう Spinacia oleracea L.
Red-stem spinach
Red-veined spinach
☆赤軸ホウレンソウは、
ナデシコ目ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属に属する一年草です。
<概要>
〇赤軸ホウレンソウ
赤軸ホウレンソウは、葉や葉脈が赤紫色をしたホウレンソウで、
灰汁(あく)が少なく、生食出来るのが特徴です。
普通のホウレンソウよりえぐみが少なく、サラダ等に向いています。
@特徴
★見た目
葉や緑色ですが、茎や葉脈が赤紫色で鮮やかです。
☆味わい
灰汁が少なく、甘味があり、生でも食しやすいです。
@原産地
赤軸ホウレンソウの原産地は、
アフガニスタン周辺の中央アジア地域とされています。
この地域はホウレンソウが初めて栽培された場所であり、
ペルシャ(現:イラン)で最初に栽培されたとされています。
★ホウレンソウ(赤軸ホウレンソウを含む)の原産地
アフガニスタンからイラン北部にかけての地域とされています。
■アフガニスタン
◇立地や形
アフガニスタンは大阪辺りから緯線を巡り、
西方に進み、インドやパキスタンを越えた所に位置しています。
西にイラン、南東にパキスタン、
北には西からトルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンと、
中央アジアの国々が並び、北東に長く伸びたワハーン回廊と呼ばれる、
山岳地帯の端が少しだけ中国と国境を接している内陸の国です。
国土は647500㎢で、日本の1,7倍です。
国土の90%が山岳・高原地帯で、
北部や南西部に平地はありますが、南西部には砂漠が広がっています。
冬は寒く、夏は暑い乾燥・半乾燥気候の国です。
◆山と川
アフガニスタンの北東部のワハーン回廊から国を二分するように、
支脈を広げながらヒンドゥークシュ山脈が走っています。
△ヒンドゥークシュ
ヒマラヤやカラコルム山脈につながる、
峻険な岩山が連なる褶曲(しゅうきょく)山脈で、
その周りに1000m以上の高原が広がりまして、
国土の大半が山で覆われています。
▲高原の周り
北部ではトルキスタン平野が国境を成す、
アムダリア川へと広がっていますが、
一番低い所でも約250mもありまして、
川沿いは雪融けの時期には氾濫源となります。
△西部・南西部
山脈の裾のからゆっくり高度を下げながら、
イラン高原に続く礫(れき)砂漠が点在する平原で、
南部を流れるヘルマンド川がありまして、
南には細かい砂のレギスタン砂漠が広がっています。
▲東部
パクティアやナンガハル、チナール州を中心に、
森と言える地域はありますが、基本的には乾燥した土地です。
このように国土のほとんどが乾燥・半乾燥の気候である為、
年間の降水量も一部を除いて300mm以下しかなく、
大部分の地域で水の供給源をヒンドゥークシュ山脈の、
雪融け水に求める他ありません。
その為国民の80%以上が農業に依存しているにも関わらず、
河川沿いの灌漑地とオアシスといった、
国土の約12%しか耕地として使用出来ません。
◇産業
アフガニスタンは国土の約12%前後が耕作可能地で、
米やトウモロコシ、大麦等が耕作されていますが、小麦が生産の中心です。
▲野菜の栽培
農地の10%にも満たず、
主にスイカやタマネギ、ジャガイモ、トマトが栽培されています。
△果物の栽培
果物は野菜の栽培面積よりも多い農地の役10%があてられて、
ブドウやアンズ、ザクロ、リンゴ等が生産されています。
■イラン
◇地理
四方を他のアジアの国々に囲まれていて、
東から時計の反対周りに、パキスタン、アフガニスタン、
トルクメニスタン、北をカスピ海、さらに、アゼルバイジャン、
アルメニア、トルコ、イラク、最後、南側にペルシャ湾に囲まれています。
国土の面積も大きく、
約165万㎢(日本の4、4倍)で、世界でも17位です。
国土は山々と砂漠、そして海に囲まれた、自然が豊かな国です。
農作物や海産物、そして、鉱物資源に恵まれています。
果物やキャビア、トルコ石でも有名です。
◆気候
イランは多様な気候を持っていて、南から気温の高い熱帯地方に始まり、
北は気温の低い極寒地方まで及びます。
中央部のイラン高原は、大部分が砂漠でありまして、
乾燥して、雨が少ない熱帯乾燥気候です。
夏は暑く、冬は非常に寒くなります。
北部と西部の山岳地は、冷涼な山岳気候です。
又、カスピ海やペルシャ湾の海岸沿いは、狭い平地になっています。
北のカスピ海沿岸は、日本のように雪も降り、湿気も多く、
地中海性気候です。
イランにもはっきりとした四季がありまして、雪も降ります。
観光シーズンは、4~10月(夏の7~9月を除く)の、
春と秋がベストです。
又、コーカサス地方(ジョージアやアルメニア周辺)では、
古代から野生種が分布していた地域です。
これらの地域は、冷涼が入り混じる気候で、
ホウレンソウの原種が育ちやすかったとされています。
そこから栽培化されまして、ペルシャを経由して中国へ伝わり、
さらに、ヨーロッパへ広がった歴史があります。
@料理
・炒め物 ・サラダ
・お浸し・胡麻和え・白和え ・汁物
・ピューレ状にしてソース
これら等にして、食すことが出来ます。
問題 ある都道府県で赤軸ホウレンソウが盛んに栽培されている地域は、
吉野川の中下流域を中心とした〇〇市、
名西郡石井町(みょうざいぐんいしいちょう)、阿波市です。
赤軸ホウレンソウが栽培されている、ある都道府県名を教えてください。
1、徳島県
2、高知県
3、香川県
ヒント・・・〇ある都道府県の主な産地エリア
@〇〇市
吉野川北西部に広がる肥沃な土壌を活かした産地で、
西日本でも有数のホウレンソウの産地としても知られています。
@名西郡石井町
吉野川流域の水捌けの良い土地で栽培が盛んです。
@阿波市
吉野川中流域に位置し、寒暖差を冬場の活かした栽培が盛んです。
●吉野川
洪水時の流量を示す基本高水ピーク流量は日本一を誇り、
河口部の川幅は約1300mと日本で2番目に広いです。
関東の利根川(坂東太郎)、九州の筑後川(筑紫次郎)とともに、
「日本三大暴れ川」の一つに数えられています。
お分かりの方は数字もしくは、
赤軸ホウレンソウが栽培されている、ある都道府県名をよろしくお願いします。





























