重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/11/25 19:57:52
3日間開催が終わって今週末の重賞はジャパンC、京阪杯、京都2歳Sの3つ。
【ジャパンC】去年はドスローで仕掛け所も遅いほぼラスト3Fだけの超瞬発力戦で勝ち時計も遅い低レベル戦になったけど、同じコースのダービーがスローからの後半5Fを速く走るレースなのに対してジャパンCはもう少し序盤~中盤締まった流れで総合力が問われるようなイメージ。ざっくり言うと上がり33秒台半ば~34秒ちょっとでも足りるような感じかな。まぁ、大きな癖もないコースやし年によってメンバーレベルは違うけど国内トップクラスが集まるレースやからね。外枠はやや不利ってくらいでシンプルな能力勝負と考えて良さそう。過去の好走馬も大半が既にGⅠ好走実績があった馬。血統でもトニービンがやや目立つくらいで普通に主流血統が強い。
マスカレードボールはコーナーリングが苦手で大箱ベスト。ダービーが枠や展開を考えれば強い内容で舞台適性に問題はないけど前走の秋天が条件戦みたいなドスローで3.5Fをどれだけ速く走れるかだけで決まるような競馬やったからなぁ。実際1着からシンガリまで0秒7差でほぼ全馬が32~3秒の上がりを使って脚を余すような極端な形やったから能力検定としては何の役にも立たん。ここまで瞬発力特化やと斤量差も有利に働いたやろうしね。そういう意味では秋天を勝ったことで今回過剰に人気になるのがギャンブル的に食指が動かん。要は馬柱から秋天を隠した状態で1番人気想定でもこれ本命にしたいか?ってこと。クロワデュノールはダービーではやや展開利があったとはいえ自分から早めに動いてマスカレードボールを下したし皐月賞でも前崩れの展開を先行して2着と強い内容で春の時点で世代トップやったのは間違いない。凱旋門賞は別競技みたいなもんやし度外視するにしてもダメージが残ったのか帰国後の追い切りの動きは先週も併せた相手に遅れたように冴えへんし陣営のトーンも上がってへん。能力や適性に疑いはないけど流石に中心視は難しいかなと。ダノンデサイルは去年のダービーはレースの後半5F56秒8が相当速くて力がない馬では好走は難しい流れ。実際上位馬はその後GⅠでも好走してるし、この馬は完璧に運べたとはいえ2馬身差の完勝。能力や適性はここでも最上位と考えて良いはず。問題は前走の英インターナショナル。海外やから結果自体は度外視でも良いけどレース前から妙にテンションが上がってたしレースに行っても終始力みっぱなし。離れた2番手で実質逃げる競馬になったのもあるかもしれんけどエピファ産駒だけにメンタル面がどうかは気になる。逃げた有馬もパフォーマンスとしては今一つやったから前に馬を置く形に持ち込みたい。カランダガンは正直何とも言えへん。ドバイシーマCはダノンデサイルの後ろから運んでの2着。ドスローで32秒台の上がりを使うようなレースやったらしいから一定の鋭さを見せてるあたり日本の馬場に対応してきても良さそうではあるけどダノンデサイルとの差は詰まってへんかったしこれなら普通にダノンデサイルを上に取りたいかな。血統もガリレオ直系やし。タスティエーラはダービーも去年の秋天もドスローのを先行する展開利があったし完璧に乗られてた。パフォーマンス的に展開利なしに古馬のGⅠで勝ち負けできるほどの強さは見せたことはない。穴っぽいところではジャスティンパレス。前走秋天は珍しく好発を切ったけどその結果動くに動けへん位置に収まって直線も外のマスカレードボールが抜けるまで待たされて殆どまともに追えへんかった。それでも3着に来るあたり能力上位やしそもそも去年の秋天やJCを見ても上がり特化の瞬発力戦は苦手。大箱コースで少し上がりが掛かる持続力戦ならパフォーマンスを上げて来るはず。あとは肺出血の状態は気になるけど去年のダービー3着のシンエンペラーは長く良い脚を使える馬やからラスト1F失速するような流れになれば。最後にサンライズアース。レイデオロ産駒は脚の速くない馬が多いしこの馬も例外ではないけどダービーでは自ら早めに動いて5Fロンスパ戦に持ち込んで外を回しながら5着は強い内容。同じような強気の競馬でスタミナを活かせれば。





























